“平成の怪物”こと元プロ野球選手の松坂大輔さんが3月11日にYouTubeチャンネルを更新。10日に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドの日韓戦で、ダルビッシュ有投手が3回に3失点した事態を“リアル評価”しています。なお、試合自体は13対4で日本代表の圧勝となりました。
先発投手となったダルビッシュ投手の投球内容について、松坂さんは顔を曇らせ「非常に責任感というものを背負ってマウンドに立っているように感じた」「(帰国後の実戦がなく)ここまで調整難しかったと思う」としたうえで、「経験豊富なダルビッシュ投手ですけど、やはり本番では非常に難しい登板になったんじゃないか」「オープン戦で1〜2試合でも投げられていれば、もう少し変わったのかな」と推察。
チャンネル運営スタッフが「本来のダルビッシュ投手の投球内容ではない?」と切り込んだところ、「程遠かったんじゃないですかね」「ストレートの状態もあまり良いようには見えなかったですし」と考え込みつつ、調子の悪さを率直に指摘しました。
一方で松坂さんは、球速は出ておりスライダーやツーシームを使いながらうまく押さえていたと別の側面を高評価。「点は取られましたけど、本当に紙一重だったのかなと思いますね。内容的には」とフォローしました。
松坂さんは2006年と2009年のWBCに出場し、2大会連続でMVP(最優秀選手)に選ばれた実績の持ち主。そのことからコメント欄には、「松坂さんが一番WBCの事を分かっておられるので説得力がありますね」「超一級選手ならではの重圧や苦悩を知る、松坂さんの心あるコメントに共感!」などの反応が見られました。
なお、ダルビッシュ投手は試合後の3月11日にTwitterを更新。自身の投球について「自分としては正直コンディションや球の精度はまだまだ」だったと振り返っています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- “侍ジャパン”のダルビッシュ有を精巣がん闘病の弟・賢太が称賛 メンバー集合ショットに病床で「素敵すぎる」「お互いが支え合ってる様」
「全員素で笑ってる写真撮れることってある?」 - ダルビッシュ有の弟・賢太、兄の無邪気な行動を写真で報告 「隣のお客様がビックリして言葉失ってたよ」
優しいお兄ちゃんな有選手。 - 大谷翔平、侍ジャパンメンバーの宴会ショットが超豪華 山川穂高は話題の“遠近法”に反応「しょーへいが顔小さいんだっ!」
豪華すぎるメンバー。 - “平成の怪物”松坂大輔が現役引退 藤川球児、森本稀哲ら“松坂世代”のライバルから「大輔、お疲れ様!」
日米通算170勝の大エースでした。 - 松坂大輔、引退試合の“後ろ姿”に感謝の嵐 G.G.佐藤、藤川球児らもねぎらい「最後までカッコ良かったよ」
7月7日に今シーズンでの引退を表明。 - 松坂大輔、引退セレモニーに“盟友”イチローが登場 まさかのサプライズに「それは反則」「泣いてしまった」と反響
これは泣く。 - 大谷翔平の規格外HRに野球界が震える 松坂大輔ら元プロ野球選手らも「もう漫画」「度肝抜かされたね」と驚がく
阪神タイガースとの試合で活躍。