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「筆のキャップは捨てて」メーカーの注意喚起に「もっと早く知りたかった」 使用後に付けて保管すると腐るおそれ(1/2 ページ)

使用後は洗ってから穂先を下につるし、日陰で乾かすとよいそうです。

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 書道筆に付属する“さや(キャップ)”は、筆を下ろしたらすぐ捨てて――。筆メーカーのツイートが「もっと早く知りたかった」と話題です。買ったときに付いてくるアレ、使用後もはめてると筆が傷むとは……。

筆のさや 画像はイメージです(ぱくたそより)

 発信元のあかしや(@AkashiyaFude)は、1716年に創業した老舗の筆専門メーカー。新学年で習字を始める子どもが多いこの時期に合わせて、新品の穂先を保護しているさやは、すぐに捨ててくださいと投稿しました。

 その理由は、使用した筆にさやをかけて保管すると、穂先の湿気が逃げにくくなるため。こうなると腐敗やカビの原因になり、においもひどいことになるのだそうです。

筆のさや 穂先を保護していた「さや」(写真の右)は、下ろしたあとはすぐ捨てないと、筆が傷む原因となるそうです(画像はTwitterより)

 ツイートは広く拡散され、「知らなかった」「キャップだと思っていつもはめていた」「昔の自分に教えてやりたい」など、大きな反響を呼びました。

 あかしやは使用後の筆の扱い方についても説明。洗ったあとは穂先を下に、風通しの良い日陰につるして乾かし、乾燥後は筆巻きで収納するのがよいそうです。

 

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