総重量18キロ、組み立て200時間! 4年越しでやっと完成したクラファンのボードゲーム、物量のすごさに支援者がうれしい悲鳴(1/2 ページ)
作りごたえあって楽しいのはいいけれど、遊べるまでが長い……。
2019年にクラウドファンディングサイトのKickstarterに登場したボードゲームが、コロナ禍で開発が難航するも、2023年になってついに完成! ……したのはいいのですが、急に総重量18キロもあるシロモノが届くことになり、支援者がうれしい悲鳴を上げています。「助けて」
Twitterで悲鳴を上げた戸田(@todamasuo)さんは、2019年に「Obsidian Protocol」のプロジェクトを支援。精巧な組み立て式ロボットをコマとして使う、模型としても楽しめるボードゲームです。身体のパーツや武器を組み替えることで性能が変化する、「フロントミッション」や「アーマードコア」を思わせる仕様が魅力的。
戸田さんは当時、「ロボのパーツなんてなんぼあってもいいですからね。フルセット一択でしょ!」と、280ユーロ(約4万円。当時のレートでは3万円程度だったとのこと)の「Warlord」コースを選択。25のロボットに37個のドローン、142個のオプションパーツが詰まったセットです。これでも「全部入り」ではないそうで、ボリュームが底知れない……。
しかしコロナ禍や資金難で開発は難航し、4年の歳月をかけてようやく完成。プロジェクトが挫折せず実現に至ったのは喜ばしいことですが、1つ困ったことがありました。発送にあたり、開発元が「作ってみたら総重量18kgで、組み立て200時間ぐらいかかる仕様になったけど、問題ないよな! せんきゅー!(意訳)」などと通知してきたのです。
長い遅延に半ば諦めていた戸田さんは、完成を喜びながらも、とてつもない大物が急に届くとあって困惑気味。Twitterではそのスケール感に驚きの声が上がる一方、支援者たちからは「届くのはいいけれどどこに置こう」と深刻な悩みも寄せられています。
協力:戸田(@todamasuo)さん
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