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寄付されたリードを破棄するよう指示、給与明細と離職票がもらえない―― 動物保護団体代表の疑惑を元スタッフが告発(後編)(3/3 ページ)

元スタッフと関係者に取材しました(後編)。

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元スタッフたちの思い

 元スタッフたちは、今の思いをこう語っている。

 「SPAに入社して、犬猫たちと関わることができて、新しい飼い主さんの笑顔を見れたのは幸せでした。せっかくあんなにいい施設を作ったのに……。代表には、人と犬と猫の気持ちを考えた行動、言動をしてほしいです」(Bさん) 

 「SPAは、たくさんの人が立ち寄りやすい立地で素晴らしい施設だと思っていました。はじめは代表の運営方針にも共感していました。代表の、人としてどうなんだろうという行動がなければ……」(Cさん)

 「SPAを潰したい、という気持ちはありません。代表を陥れたいという気持ちもないです。代表の態度と、運営方法を変えれば絶対にいい保護施設になるのに、残念だという気持ちを分かってほしいです。これまでの自分の行動を振り返って、説明と謝罪がほしいです」(Dさん)

(了)

 文春の直撃取材に対して「(雇用保険について)きちんと申請できていなかったので、彼らに不利益のないように今、進めています」と回答していた齋藤代表。記事執筆時点で、報道から1カ月以上たった現在でも3人の元スタッフたちに連絡や謝罪は一切なく、給与明細や離職票送付の問い合わせに対しても返答は無いままだという。

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