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学校を欠席扱いにならず休める「ラーケーション」愛知で導入へ 「欠席って気にするもの?」「まずは休み取れる会社を」とさまざまな意見(1/2 ページ)
そもそもの前提に疑問の声も出ています。
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「休み方改革」として、年間で3日まで学校を休める「ラーケーションの日」を導入すると愛知県が発表し、SNSで話題になっています。欠席扱いとならずに休むことができ、授業は自習で補う仕組みです。
「ラーケーション」とはlearning(学習)とvacation(休暇)を組み合わせた造語。保護者などの休暇に合わせて休むことで、「一緒に社会学習を楽しむ(保護者の休み方改革)」と説明されています。ラーケーションの日は特定の日にちが定められたものではないため、取得した日に実施された授業は、家庭に置いて自習して補います。
取得できる回数は平日に年間3日までで、取得した日は欠席扱いになりません。導入開始は来年度の2学期以降となっていて、順次導入が始まります。「ラーケーションの日」を導入するのは、愛知県が全国で初めての事例となります。
Twitterではさまざまな意見が飛び交っており、「欠席って気にするものなの? OKて言われないと休めないの?」といったそもそもの前提への疑問や、「有給休暇の権利を適切に行使できる環境を」と保護者の有休取得の整備が必要だという声が上がっています。また、取り組みに賛成する人からの「我が県も取り入れてほしい!!」という声も多く発信されています。導入後の成果や、他県の反応が気になるところです。
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