奇祭「かなまら祭」男性器モチーフの公式キャラが存在? 誤った情報拡散で神社「公式キャラはいない」と関係否定(1/2 ページ)
同様の文言は2012年時点からすでに出回っており、無断盗用とみられます【3月20日11時15分追記】。
巨大な男性器をかたどった神輿を担ぐ奇祭「かなまら祭」で知られる、若宮八幡宮・金山神社(神奈川県川崎市)は、ネット上で公式マスコットキャラクター扱いされている着ぐるみ「ガチャチン」について、「公式マスコットキャラクターは一切存在致しません」とTwitter上であらためて関係を完全否定しました。
金山神社がネット上で“勝手に”かなまら祭の公式マスコットキャラクター扱いされていると名指ししたのは「ガチャチン」と呼ばれる着ぐるみ。男性器をモチーフにしたものとみられ、全身は橙色で、頭には目や口が付いているというものです。
Twitter上では1月末ごろ、「ガチャチン」の写真3枚とともに、「ねぇ、知ってる?神奈川県の金山神社では、性病除けや商売繁盛を願うためにチンコをまつったお祭りが毎年行われているんだよ。そのお祭りのゆるキャラは『ガチャチン』っていうんだって。いろんな意味でひどい見た目だよ」と書かれたツイートが投稿されていました。同様の文言は2012年時点からすでに出回っており、無断盗用とみられます。
金山神社は3月18日、該当投稿を引用リツイートする形で、「2023年3月現在、当社かなまら祭の公式マスコットキャラクターは一切存在致しません」「ガチャチンと呼ばれているキグルミは当社では一切公認した事実はございません」と否定。ガチャチンについては制作者が無許可でパフォーマンスした後、脱ぎ捨てていったため、すでに神社側で廃棄したと主張しています。なお、該当投稿はすでに削除済みです。
※初出時、同様の文言は2016年時点から出回っていたと記載していましたが、2012年時点の投稿が確認できたため、該当箇所を修正しました。お詫びして訂正いたします【3月20日11時15分追記】
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