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チャットAIに「ドラえもん」のCGを描かせてみた→なんか怖いけど味のある造形が誕生 「言語モデルなのにここまでできるとは」と注目(1/2 ページ)

「mayaでドラえもん作って」と頼んでいくつか修正指示しただけでコレなら優秀なのでは。

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 チャットAI「ChatGPT」のベースとなる言語モデルの最新版、「GPT-4」に描いてもらったドラえもんのCGが「味がある」と話題です。ヘタっちゃヘタだけどそれっぽい……?

ドラえもん 題材とは程遠いけれど、やろうとしたことは分かるくらいのクオリティー

 生成を試みたのは、アニメーターのぽんしゃむ(@ponsham_lab)さん。「(3DCG作成ソフトウェアの)Mayaでドラえもんを作って」とだけGPT-4に指示し、3Dモデルを作成するためのスクリプトを出力させたのだそうです。

 そこに「鼻がないので追加して」「色がないから着色して」など、いくつか修正指示を入れたところ、青と白が基調の雪だるまに手足が生えたようなドラえもんが完成。以降は改善の指示を入れても同じことの繰り返しとなり、向上はしなかったとのことです。

 とはいえ、GPT-4は本来絵を描くAIではないわけですから、むしろよく頑張ったともいえるこのクオリティー。Twitterでは「汎用の言語モデルが、参考画像の入力もなしにこれだけ描けるのはすごい」「何を作ろうとしているかは分かるレベル」「これはこれでかわいい」と好意的な声がみられます。

画像提供:ぽんしゃむ(@ponsham_lab)さん


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