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侍JAPAN・栗山監督の監督デビューはPC用の野球ゲームだった! 意外な事実にメーカーも思わず「エッ!?」(1/2 ページ)

栗山監督が指揮したのは、1993年発売の高校野球シミュレーション「栄冠は君に3」。現在でもWindows版が販売中。

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 2023WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍JAPANを優勝に導いた栗山英樹監督。その監督デビューは、PC用の高校野球シミュレーション「栄冠は君に3 高校野球全国大会」だった――。意外な事実が、メーカーのアートディンクすら驚かせています。

栗山監督 栗山英樹監督(侍JAPAN公式サイトより)
栗山監督 栗山監督が初めて指揮をとったという「栄冠は君に3」(アートディンク公式サイトより)

 話題のきっかけは、栗山氏の野球人生をつづった週刊ベースボールオンラインのコラム。同記事によると、1990年に引退してから各メディアで幅広く活動していた栗山氏は、雑誌『Asahiパソコン』では「栗山英樹の大冒険」コーナーで当時のPC事情を学んでいたといいます。

 そして1994年に、同企画で栗山氏が初めて監督を体験したのが、前年にアートディンクがPC-9801シリーズ向けに発売した「栄冠は君に3」。練習の指導から試合の指揮、生徒の悩み相談に至るまで、マネージメント全般が求められるシミュレーションゲームです。

 この事実はアートディンクも把握していなかったようで、公式Twitterで「エッ!?!?!?」と反応。「つまりアートディンクは日本ハムファイターズ日本一とWBC世界一の、陰の功労者だったのか」「『栗山はわしが育てた』と言えるときが来た(?)」と話題を呼びました。

 栗山氏も遊んだ「栄冠は君に3」は、その後Windows向けに移植されました。現在もシリーズ3作を集めた「栄冠は君に レジェンドパック」として、ダウンロード販売が行われています。

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