ある夫婦の結婚式に、新婦の友人から贈られた、「実物大のシャチぬいぐるみ」が、Twitterで圧倒的なインパクトを放っています。全長5メートルはあるよ、これ……。
製作者の加治聖哉(@scrapanimal)さんは、実物大の動物を廃材で再現している“廃材再生師”。今回はシャチ好きの友人のために巨大なぬいぐるみを作り、披露宴の余興として出しました。
そのスケールや愛らしさは広く注目を集め、Twitterでは「かわいい! 欲しい!」「抱き枕というか、抱かれ枕」「カイオーガ(ポケモン)みたい」と話題に。なかには「主役を食う存在感」なんて声もありましたが、実際に新婦がぬいぐるみに頭を突っ込むパフォーマンスをしていたそうです。主役を食う(物理)。
製作者「友人の夢を叶えてあげたかった」
ねとらぼ編集部は加治さんに取材し、製作の経緯や当日の様子などを聞きました。
――なぜ実物大のシャチをご祝儀に?
加治さん:新婦は大学からの友人で、ものすごいシャチ好きでした。「将来の夢はシャチになること」「シャチに食べられたい」と聞いていたので、サプライズでその夢を叶えてあげたいなと思いました。
――ぬいぐるみの材料を教えてください。
加治さん:外側はスウェット生地です。中身はぬいぐるみ向けの綿だと大変ですから、羽毛布団を10枚入れたり、浮き輪でかさ増ししたりしています。ちなみに、ぬいぐるみの全長は5メートルです。
――式場の反応はいかがでしたか?
加治さん:贈った新婦の友人に「最高でした!!」と喜んでいただけたので本当に良かったです(笑)。ほかの人たちもポンポン触りながら楽しんでくれていました。披露宴の余興として出したものですが、その後も二次会が始まるまで展示しておりました。
式を終えたあと、シャチは夫婦の住居に収まらないため、いったん加治さんが保管しているとのこと。なお、新郎新婦は「シャチありきで家を建てる」と語っていたそうです。
画像提供:加治聖哉(@scrapanimal)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 他人の結婚式を見て泣く妻に「結婚式する?」と聞いたら…… 意外な回答に「わかりみが深い」と同意の声
見るのとするのは別ってことか……。 - 推しと結婚したオタクが「うらやましい」「漫画みたい」と話題 「元アイドル×そのファン」27歳差夫婦の話を聞いた
妻の鼻歌に夫がすかさずコールを差し込む、毎日がライブな家庭。 - 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
懐が深すぎ……! - 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく
三度見くらいしてしまいそう。