進学で家を出る娘と猫たちのお別れの日　いつまでもギュッと抱きしめる10年分の思いに「泣いてしまいました」

ずっと一緒にいたから寂しいね。

[土屋真理菜，ねとらぼ] PC用表示関連情報

　娘さんが、長年愛猫たちと暮らした実家を旅立つ日の写真がTwitterに投稿され、「すごく素敵なお嬢様」「必ず愛情伝わってます」とコメントが続出。ツイートは、記事執筆時点で2万2000件以上の“いいね”を獲得しています。

　写真に写るのは、4匹の猫ちゃんが暮らす三冬さん（@mifuyu_916）さん宅の中で、一番の先輩猫「サスケ」くん（10歳）と、サスケくんをお迎えした10年前に娘さんが買いそろえた猫の飼い方の本。

すごく読み込んだことが伝わってきます

　娘さんは、この本をサスケくんのためにボロボロになるまで熟読していたそうで、たくさん張られた付箋からも、猫ちゃんについて一生懸命に勉強したことがうかがえます。

付箋に書かれた文字に涙腺がゆるみます

　春から大学生になる娘さんは実家を出て1人暮らしすることになり、この日は三冬さんや猫ちゃんたちとお別れの日。そこまで遠い場所に引っ越すわけではないそうですが、ずっと一緒だった家族と離れるのは、とても寂しいですよね。

　引っ越し作業が無事に完了した娘さんは、まずサスケくんから抱きしめると、2番目にお姉さんの「サクラ」ちゃん、続いて「ハチミツ」ちゃん、「とげまる」くんの順でぎゅっとハグ。そして最後にもう一度サスケくんを抱きしめると、泣きながら家を出たそうです。

娘さんに抱っこされてるサスケくん、幸せそう

　三冬さんによると、娘さんはいつまでもいつまでも、サスケくんを抱きしめていたとのこと。ほかの猫ちゃんたちはもちろん、最初に迎え、一番長く一緒にいたサスケくんとのお別れのハグは、特に辛かったことでしょう。

眠たいけど娘さんを待つサスケくん

娘さんは、荷造りする合間にサスケくんの匂いを堪能していました

荷造り中の娘さんを見守るニャンズ

　サスケくんも娘さんのことが大好きなので、娘さんが家を出てもいつも通り帰ってくるものだと思って待っていたり、リビングで娘さんを探したりしているそうで、ふたりの気持ちを考えると胸が痛みます……。けれど、娘さんはちょくちょく帰ってきそうな気がするという三冬さん。住む場所は違っても、これからも定期的に会えたらうれしいですね。