簡単そうに見えて難易度の高い「夜店の射的」も、銃にレーザーサイトを着けたら百発百中なのでは? そんなアイデアを実践した動画が、思いがけぬ展開で笑いを誘います。
考案したのは、「ためにならない!!」名義で動画を投稿している「てち(@Tiziano_Craft/YouTubeチャンネル)」さん。射的屋の景品を取りまくろうと、おもちゃのコルク銃を入手し、市販のレーザーポインターを取り付けて狙いをつけやすくしました。
ところが、さっそく自宅で練習するも、射撃技術不足で手元が狂い、弾はなかなか当たりません。そこでてちさんは銃身がぶれないよう、万力で固定します。銃に改造を加えた時点でツッコんでおくべきでしたが、さては夜店で実践できるかどうかまでは考えてないな?
これで狙い通りに撃てるようにはなりましたが、今度はコルク銃そのものの問題が浮上してきました。銃口にコルクを詰めて空気圧で撃ち出す機構上、その詰まり方次第で、弾道はまちまちになってしまうのです。
それならば銃口を的に近づけてしまえばと、てちさんは銃身を延長しますが、今度は空気圧不足で発射自体に失敗。それならば足りない圧力は肺活量で補おうと、銃の形を捨てて銃身を口にくわえるスタイルをとりました。もしかしてそれは、ほぼ「吹き矢」というやつなのでは……?
どうにか命中はできたものの、本末転倒な結果となった動画は、「屋台用の練習なのに本番で使えない方向に向かうの好き」「工夫の末に退化するのが好きすぎる」と好評。その一方で、「夜店の射的銃がいかに“よくできている”か、理解できる動画をありがとう」と、感心する声も上がっています。
てちさんはほかにもベイブレードに鎖鎌を仕込んだり、ビーダマンを1600球同時発射可能にしたり、レギュレーションの概念を忘れた魔改造をいろいろと試みています。
投稿提供:てち(@Tiziano_Craft/YouTubeチャンネル)さん
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