テレビに映る悪役を倒そうとした2歳の男の子が、おもちゃの剣を思いっきり画面に振りかざしてしまった……！ 衝撃の瞬間を捉えた動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で1万3000件の“いいね”を集めるなど話題になっています。
投稿者は、ねねちゃん（9歳）、ききちゃん（5歳）、ごうくん（2歳）の3児を育てるパパ・385man（@358man）さん。話題の動画は、ごうくんがテレビで仮面ライダーを見ているときの様子を捉えたものです。
ごうくんは真剣な面持ちで画面を見つめながら、おもちゃの剣を両手で構えるように持っていました。どうやらすっかり仮面ライダーになりきっているようです。
そして敵がテレビ画面に現れた瞬間、ごうくんは構えていた剣を振りかざし、思い切りテレビに向かって振り下ろしました。
「ガツン！」と大きな音がした次の瞬間、テレビはブツッと切れて真っ暗になり、何も映らなくなってしまったのです。もしかして、壊れちゃった……!?
画面に映っている悪者を討伐するはずが、うっかりテレビを“倒して”しまったことを悟ったごうくん。硬直した顔でパパの方を振り返った後、もう一度テレビ画面に目をやりますが、やはり画面は真っ暗なままです。
一部始終を見ていたパパは、ごうくんの「やってしまった……」といわんばかりの表情に思わず笑い声をあげてしまいました。パパが怒らずに笑っていても、ごうくんは自分のしたことに責任を感じているのか、硬い表情のまま。そっとおもちゃの剣を床に置いて、しずしずとテレビの前から離れたのでした……。
パパは動画に添えて「（ごうくんは敵を）倒したかっただけ、しょうがない、見てた俺がいけない。これも経験」とコメントしています。ごうくんを責めるのではなく、自分が悪かったと考えるパパの優しさがすてきですね。
なお、ごうくんはこの後自分の行動をとても反省していたそうです。パパに怒られなくても素直に反省するごうくん、えらい……！
動画を見た人からは、「ごうくん、最高です」「やってしまった感がかわいい」など、ごうくんの反応がかわいいという声や、「怒らないパパさんすごい！ 私なら発狂しちゃう」「笑ってくれるパパさん優しい〜」など、パパの寛容な態度を称賛する声が寄せられていました。
テレビやタブレットなどの液晶画面は、強い力を加えると簡単に壊れてしまうもの。子どもとの生活に取り入れるときには、遊び方に注意し、親の見守りが必要です。また、火災保険に入っていると今回のような故障の場合にも補償をしてもらえる場合があります。小さな子どものいる家庭では、加入している保険の内容を確認しておくと良さそうです。
385manさんはこの他にも、Instagramアカウント（@358man）やYouTubeチャンネル「ねねききごうチャンネル」で、にぎやかな家族の日常を公開中です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.