仕事と育児を両立するため、上司に時短勤務決裁をもらいに行ったワーキングママ。厳しいとうわさの女上司に、恐る恐る声をかけると……? 思いがけない展開を迎えるエピソードがTwitterで注目を集めています。ツイートには記事執筆時点で1万5000件以上の“いいね”が集まりました。
上司に時短勤務決裁をもらいに行ったら……
異動で上司が代わった。
めちゃくちゃ厳しい女性だと聞いていたので恐る恐る時短勤務の決裁をもらいに行ったら…
「今何時だと思ってるの?15時を10分も過ぎてるじゃない。私にも子供がいて、おんぶしながら議会の答弁を書いたこともあったけど、あなたにはそんなことさせたくないの。ここの仕事も家の仕事も、周りの目なんて気にしちゃダメ。時間が来たら周りが忙しそうにしていてもさっさと帰りなさい!ほら、早く!」
はっ、はぃぃ!とペコペコ頭を下げながら小走りで退勤した小物の私も、いつかこんな上司になりたい。
*
カッコいい上司の続報です。
「おはよう。今日からはいちいち私に失礼しますなんて言わずに帰りなさい。15時に帰ろうと思ったら14時50分には帰る準備をしてなきゃダメよ。わかった?」
ひぇ〜惚れる〜
(ぼしさんのツイートより)
投稿者は、働きながら1歳の男の子を育てるママ・ぼし(@YouQuintet)さん。この春からの部署異動に伴い、上司が変わったといいます。
新しい部署の上司は、とても厳しい女性だとうわさを聞いていたぼしさん。しかし、子育て真っ最中のため、時短勤務の決裁をもらいに行かなければなりません。もし上司が時短勤務にいい顔をしなかったら……と思うと、不安になってしまうもの。ぼしさんは意を決して、恐る恐る上司のもとに向かいました。
すると上司から返って来たのは思いがけない言葉でした。「今何時だと思ってるの? 15時を10分も過ぎてるじゃない。私にも子どもがいて、おんぶしながら議会の答弁を書いたこともあったけど、あなたにはそんなことさせたくないの。ここの仕事も家の仕事も、周りの目なんて気にしちゃダメ。時間が来たら周りが忙しそうにしていてもさっさと帰りなさい! ほら、早く!」と、働くお母さんにとって心が救われる気遣いの言葉をかけてくれたのです。
予想外のことにびっくりしつつ「はっ、はぃぃ!」とペコペコ頭を下げながら退勤したというぼしさん。このとき、子育て経験者だからこその優しさに触れ「いつかこんな上司になりたい」と初対面の上司に憧れを抱いたといいます。
そして翌日のこと。上司は「おはよう。今日からはいちいち私に失礼しますなんて言わずに帰りなさい。15時に帰ろうと思ったら14時50分には帰る準備をしてなきゃダメよ。わかった?」と、ぼしさんが気を遣わないように声をかけてくれました。昨日に続く優しさにも心打たれ、カッコよすぎる上司にほれてしまったぼしさんなのでした。
子育てと仕事の両立の大変さを知っている上司。部下に辛い思いをしてほしくないという気持ちが伝わるこの言動には「ほれる。私もこうなりたくて頑張ってる」「か、かっけぇ〜〜〜! こんな上司がいる職場で働きたい……」「一生ついていきます」「なにこれ社内チャットに流したい」「自分が苦労したからこそ次にはそうさせたくないって、実践できるのがすごい……」など、称賛の声が次々に寄せられています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.