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ダイキンが「エアコンの試運転」に適した気温を発表 23〜25度が「最適」、26度を超えたら……(1/2 ページ)

節電しながらエアコンを使う方法も紹介しています。

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 空調メーカーのダイキン工業が、エアコンの稼働が本格化する前に試運転し、不具合がないか確認するよう勧める「スイッチオン!キャンペーン」を実施しています。

夏のエアコン試運転指数 「夏のエアコン試運転前線」

 ダイキンは例年、エアコンについての問い合わせや点検依頼が7月から8月に集中することから、早めの試運転を推奨。今回発表した「夏のエアコン試運転指数」では、試運転に適した気温を4段階で示しています。

夏のエアコン試運転指数 エアコンに関する問い合わせや点検の依頼は7月・8月に集中。混雑のせいですぐに対応できないことも
夏のエアコン試運転指数 「夏のエアコン試運転指数」で「最適な時期」に試運転を実施できます

 なお、指数によれば気温23〜25度が「最適な時期」、21〜22℃が「適した時期」。一方で20度以下は冷房運転が作動しないことや、すぐ止まってしまうことがあるため「不向き」、逆に26度を超えてしまった場合は「急いで実施」する必要があるとしています。

 エアコンの試運転時は、設定温度を最低(16〜18度)に設定して10分ほど運転。冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないかをチェックするのが良いとのこと。念入りに試運転したい場合は、さらに30分ほど冷房運転を続け、室内機から水漏れがないか、運転中に異臭、異音がしないかも確認しましょう。

 他にもダイキンは、「節電につながるエアコンの使い方」も公開しています。室内機のフィルターにホコリをためないよう2週間に1回のフィルター掃除を推奨。また、室外機にカバーをかけたり、室外機の周りにものを置くと運転効率が下がる場合があるのだそうです。

夏のエアコン試運転指数 フィルターのこまめな掃除で節電
夏のエアコン試運転指数 室外機の周りに物を置くと、運転効率がダウン。フィルターを1年間掃除しないままだと消費電力量が約25%増加する場合があるとのこと
夏のエアコン試運転指数 室外機周辺が物置になっていないか、フィルターはホコリがたまってないか。整理整頓とお手入れで消費電力を減らしましょう
夏のエアコン試運転指数 風向きを「水平」にするだけでも、冷房運転時の「温度ムラ」は防げます

(谷町邦子 FacebookTwitter


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