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「どこを触っても噛まれた」「嫌なら返品してと言われた」悲しげな保護犬が家族になり…… 満面の笑みになったビフォーアフターに涙

最初と表情が全然違う!

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 保護犬が家族になるまでをまとめた動画がTikTokに投稿され、記事執筆時点で1万2000件以上の“いいね”を獲得しています。投稿は「ビフォーアフターがすごい」「素敵すぎて涙出ました」と反響を集めています。

保護団体からきたワンコの物語

 2020年5月31日、飼い主さんの元に保護団体経由で「ポン太」くんというお名前のワンコがやってきました。保護団体から、年齢は4歳で体重が9キロだと言われていましたが、実際には8歳で15キロでした。また、長毛なはずの毛はなぜか丸刈りにされていて、寂しくて悲しそうな表情を浮かべていました。

ワンコ車で後ろ姿 8歳でお家に来たポン太くん

 当時のポン太くんは、ストレスでずっとおなかをかんでいました。また食べ物に執着し、食事中に近づくと攻撃的な行動をとるフードアグレッシブもあり、体のどこを触っても思い切りかんできたといいます。

 年齢・体重についての誤りとフードアグレッシブについて保護団体は「嫌なら返品してください」と言ってきたとのこと。しかし飼い主さんは「ならば思い切りかみついてこい!」とかまれても良いように長袖に着替え、決してポン太くんを手放すことはしませんでした。

フードアグレッシブテロップ 思い切りかみつくことも
嫌なら返品してくださいテロップ 「嫌なら返品してください」と言われました
ならば思い切りテロップ 飼い主さんの決意
ここがキミのおうちだよテロップ しっぽをフリフリしてくれたポン太くん

 そんな飼い主さんの固い決意と深い愛情を感じ取ってくれたのか、ポン太くんは名前を呼ばれるとうれしそうにしっぽをフリフリ。続けて「ここがキミのお家だよ」と伝えると、ニコニコと笑顔を向けてくれたのです。その翌年、桜の下で撮影した家族写真では、みんなが幸せオーラ満点の笑顔を浮かべています。無邪気に笑うポン太くんの毛はツヤツヤで、本来の美しい毛並みが蘇ったようです。

 ポン太くんは息子さんとボールで遊んだり、お散歩中にみんなで虹を見たりとたくさんの思い出を作りながら、ご家族のあたたかい愛情を受け取ってきました。そして幸せそうなおじいちゃんワンコになった2023年、去年と変わらず桜の下で笑顔の家族写真を撮ったのでした。

緑のTシャツきた息子さんとワンコとお母さん 2021年にはこんなにステキな笑顔に
息子さんとボール遊びするワンコ 息子さんとボール遊び

 動画には「こんなにお顔が変わるもんなんですね」「これ以上にない素敵な笑顔」「素敵な家族と出会えてよかった」「いまはめちゃくちゃ幸せそうで涙がでます」と感動の声が続出しています。

 飼い主のおーせさんは、以前テレビ番組「あいのり」に出演しており、現在はヨガインストラクターとして活動中。TikTok(@oosedon)で情報を発信する他、Instagram(@oosedondon)には、ポン太くんと一緒に暮らす猫ちゃんたちの姿も公開しています。

虹とワンコと息子さん みんなで虹を見ました
2022年テロップ いろんな思い出が積み重なっていく
2023年テロップ 今年もステキな笑顔でパシャリ

画像提供:おーせ丼(@oosedon)さん

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