Twitterに突如、「今日、野生のザリガニを拾い食いした」という実に奇っ怪なツイートが多数投稿され、見た人たちをカオスに陥れています。なぜ皆こんなにザリガニを拾い食いし始めたのか、まるで食糧危機に備える集団訓練でも始まったかのようですが、これらのツイートは「青少年が非行に走らない」ための優しさから投稿されていました。そんなばかな。
このツイートのきっかけとなったのは、アニメ映像作家などとして活動する、月見ねぎとろさん(@tukimi_negitoro)。リアル世界での「なりすまし」対策の一案として投稿した内容が、バズりにバズりまくった結果でした。
その内容は、中高生などがイラストだけを上げているアカウントを「これ俺のアカウントなんだ」と言いふらす、まれにある事例を防ぐ方法として紹介したもの。こうしたうそが後でバレて大変なことにならないよう、「今日、野生のザリガニを拾い食いした」など適度な奇行ツイートを混ぜて自分であると言いづらくする攻勢防壁的テクニックがインターネットでは広く知られているとしています。知らん……何それ……怖……。
このマニアック過ぎる謎知識を語ったツイートは約10万件のいいねが寄せられ、「自分は全ツイートが奇行です」「時々絵師さんのツイートみてこの人ちょっとおかしいのでは…と思うことがあったけどそれはフリでやはりマトモな人達だったんだね」「高校の頃部活の出展作品に無断転載してるやつおってからめちゃくちゃ警戒してザリガニ食う様にしてる」といった声が寄せられ、それ以上にザリガニの拾い食いツイートが大量に投稿される事態になっています。攻勢防壁的テクニック活用されすぎ。
なお、ザリガニはちゃんと調理をすれば美味な食材になると知られていますが、そのまま食べると寄生虫などのおそれがあります(参考:レファレンス協同データベース)。本当に拾い食いはしないようにしましょう。
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最近は集まらなくてもインターネットでできる、いい時代ですね。