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内閣府、性暴力被害予防のポスター取り下げ イラストレーターの作品に類似と指摘(1/2 ページ)

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 内閣府男女共同参画局は「若年層の性暴力被害予防月間」のポスターのイラストについて、他の作品との類似が指摘されたことを受け、使用を取りやめると発表し謝罪しました。

 当該のポスターは凸版印刷が制作したもので、イラストレーターのたなかみさきさんの作品に似ていると指摘されていました。同局が凸版印刷に確認したところ、制作過程でたなかさんの作品を参考にした事実があり、作品の類似性に関するチェックが不十分だったと認めたとのこと。

こども家庭庁のTwitterに投稿されていたポスター(現在は削除)

 同局は、当該ポスターと関連動画の使用を続けることは適切ではないと判断し、使用を取りやめ、配布したものもできる限り回収するとしています。「請負先の事業者の制作過程において、このような不適切な点があったことについては、極めて遺憾であり、事業者に対しては、真摯な対応を求めていく所存です」とし、たなかさんに謝罪しています。

 たなかさんは自身のInstagramで、当該ポスターについて謝罪と撤去をしてもらえることになったと報告し、「ポスターのテーマが大切だから尚のこと広告業界は楽をしようとせずもっとよく意図を伝えられる良いものを作れるように沢山話し合って協力していきましょう。私も頑張るから! 良い作家さん沢山いるから!」とコメントしています。

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