advertisement
JR東海は、新幹線車内のビジネス環境をさらに充実させるべく、ビジネスパーソン向け「S Work車両」のリニューアルや、これまで試験導入していた「ビジネスブース」の本格導入を発表しました。開始は、10月以降を予定しています。
「S Work車両」は、現在「のぞみ」の7号車に設定。10月20日からのリニューアルでは、一部の3人掛け席中央(B席)にパーティションを設置し、A・C席のパーソナルスペースを広く取る「S WorkPシート」を導入することで、より快適に仕事ができるよう改良されます。同シートは、「ひかり」「こだま」にも設置されていくとのことです。
「S WorkPシート」は、従来の「S Work車両」と同様、EXサービスで利用できる普通車指定席として、10月18日から予約を開始予定。駅の窓口や券売機でも販売予定で、通常の普通車指定席に追加額(1200円)を支払うことにより購入可能です。
試験導入されている「ビジネスブース」は、利便性向上のための改良を加え、N700S全編成に本格導入されます。試験導入中は利用状況や改善点を調査するために、無料で利用できましたが、本格導入以降は有料となります。
利用には、「S Work車両」の座席に付いたQRコード、または、ブース内のタブレットに表示のQRコードから予約が必要です。1回あたりの予約の上限は60分で、予約は10分単位で行えます。30分までの料金が、10分200円、30分以上からの料金が、10分300円。10月1日以降整備が完了した編成から、順次本格導入となります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 東海道新幹線、1人で2席分確保できるサービス「EXグリーンプラスワン」発売 のぞみグリーン車対象で期間限定
集中して作業したい人やゆったり過ごしたい人はいいかも。 - JR東海が「スーパー玉出」と謎の衝撃コラボ クソデカ玉出ロゴ入りトートバッグを作成してしまう
玉出以外のスーパーに持って行くには勇気がいりそう。 - SNSには惜しむ声 東海道新幹線の車内チャイムが「AMBITIOUS JAPAN!」から新曲「会いに行く」に 俳優・賀来賢人を起用したキャンペーンも
キャッチフレーズは「会いに行く、が 今日を 変えていく。」です。 - 「隣にポールスミスさんがいてた」 駅で英デザイン界のレジェンドと遭遇し“友だち”になったエピソードに「本物だ」「素敵すぎる」
ポール・スミスさんの直筆サインに感動……。 - 京都から佐世保まで“歩いて”帰省 31泊32日で868.1キロを踏破した旅人が「偉業」「昔の人の苦労が分かる」と話題
長旅を終えたそううんさんに話を聞きました。