ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

名著の「書き出し」が大量に閲覧できるサイトが「時間泥棒」と話題 「参考になる」「積ん読が増える」(1/2 ページ)

文をクリックすると、本の情報を確認できます。

advertisement

 「恥の多い生涯を送って来ました(太宰治『人間失格』)」や「隴西の李徴は博学才穎〜(中島敦『山月記』)」など、「名著の書き出し」だけを収めたサイト「本の書き出し」が、近ごろTwitterで注目を集めています。

本の書き出し 作家が全力で考えたであろう名文がぎっしり

 「本の書き出し」は、紀伊国屋書店が運営するサイト。2012年に「まくら(出だしの文章)」だけ見せて本を売る「ほんのまくらフェア」(関連記事)を新宿本店で開催した際に、「リアルの世界だけではもったいないので」と、Web上で再現したものです。

本の書き出し 有名どころの「吾輩は猫である。名前はまだ無い(夏目漱石『吾輩は猫である』)」も収録されています

 トップページには、無数の「まくら」が短冊状にびっしりと表示されています。クリックすると書物の情報や、Amazon.co.jpのストアページへアクセス可能。画面をスクロールすると、まくらが延々と追加されるので、ずっと見ていられそう……。

本の書き出し クリックすると、簡単な書誌情報が表示されます。Amazon.co.jpのストアページへのリンクもあります

 10年ほどの歴史があるサイトながら、あらためて本好きの間で「時間が溶けるヤバいサイト」と話題に。「積ん読が増えるかも」「興味を引く文とは何か、考えられる」「イントロクイズして遊ぼう」などと反響を呼んでいます。

※画像はすべて該当サイトより

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る