天気の良い日にテラス席で頂くアイスコーヒーの写真かと思ったら? プロのフォトグラファーによる日用品を駆使した撮影アイデアが、Twitterで「すごい」「勉強になる」と驚きの声を呼んでいます。記事執筆時点で約3.5万件の“いいね”を獲得。
投稿したのは、大阪を拠点に活動する写真家の高田鴻平さん(@paddy193018)。料理・メニュー写真や商品撮影を手掛ける写真家である高田さんが、あえて身近にある日用品を使って室内で撮った、おしゃれなドリンクの写真の裏側を公開しています。
懐中電灯と、それを覆い隠すように段ボール箱を取り付けた室内物干し用スタンドを用意。そして、あらかじめ箱に開けておいた穴から被写体を照らすことで、簡易的な照明にしています。
※照明器具によって、周囲に紙や段ボールを設置すると過熱発火する危険があるので注意しましょう
さらに照明に「すりおろし器」を通すことで木漏れ日のような光を演出しながら、もう片方の手で「iPhone 12 Pro」を使って撮影した結果この写真が完成しました。。なお、アイスコーヒーのように見えるドリンクは、「実は醤油(しょうゆ)」という大きなネタバラシも。全く気付かなかった……!
コメントでは、完成作品とその裏側を見て「自然光のようです!」「すりおろし器がこんなオシャレ写真の役に立つなんて驚きです」と衝撃を受ける声が寄せられ、「工夫次第でこんなに綺麗になるんですね」など、面白くて役立つアイデアとして拡散されています。また突然の醤油に「醤油!?」「醤油で耐えられなかったw」と思わず吹き出す人も。
高田さんはInstagramアカウント(@paddy193018)でも“ブツ撮り”作品をたくさん公開中。ちなみに、今回は写真の編集を含めてスマホで完結させており、「レタッチは出来るだけガッツリやってる」とのこと。撮影後にイメージにしっかり寄せていくことも重要なようです。
画像提供:高田鴻平(@paddy193018)さん
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幻想的な色彩がステキ。