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頸髄完全損傷の高山善廣、誤嚥性肺炎の入院から退院 妻「このまま死ぬまで普通の食事ができないのは悲しい」(1/2 ページ)

「もう病院はイヤだー早く出たいーー」と病院生活にうんざりだった様子の高山さん。

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 プロレスラーである高山善廣さんの妻・奈津子さんが4月12日にブログを更新。誤嚥(ごえん)性肺炎のため入院していた高山さんが、退院したことを報告しました。

高山善廣
退院した高山さん(画像は高山善廣オフィシャルブログから)

 4月12日に、高山さんが誤嚥性肺炎のため入院していることを明かしていた奈津子さん。呼吸器をつなぐために開いていたわずかな穴をふさぐための手術を行ったところ、退院した翌日に誤嚥性肺炎で救急搬送され、このままだと今まで食べていた普通の食事ができなくなりそう」と現状を報告していました(関連記事)。

高山善廣
緊急搬送された際の高山さん(画像は高山善廣オフィシャルブログから)

 今回のブログで奈津子さんは、「やっと病院を脱出(本人談)www」とコメントを添え、5月1日に退院した高山さんの姿を公開。2017年5月に参加したDDTプロレス豊中大会で、頸髄(けいずい)完全損傷の重傷を負い、首から下が動かない状態となってから、胃ろうにしていた時期もあったとのことですが、「今回、手術を受けたことで刺激されたのか痰も出まくり、その気道のスキマから痰なのか食事なのか、何かしら入ってしまって誤嚥性肺炎になりました」と現状を説明。

 続けて、「普通だったらむせてゴホゴホする反応も麻痺してるらしく弱いのですよ。なので本人も気がつかないうちにスルーっと入ってしまったんだと私は感じています」と伝えています。

 入退院を繰り返した高山さんは「もう病院はイヤだー早く出たいーー」と限界が来ていた様子。しかし、奈津子さんによると「食事の形態は以前より柔らかく食べやすくなりました。このまま死ぬまで普通の食事ができないのは悲しいので、なんとかリハビリは続けたいと思っているのですが、どうなりますやら....」と、先行きの読めない現状でもあることを明かしています。

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