35歳になっても若々しい 世代を超えて愛される引退馬「ナイスネイチャ」写真集が発売決定 仲良しのメテオシャワーと暮らす姿も（1/2 ページ）

人間なら100歳を超えるご長寿ウマ。

[春山優花里，ねとらぼ]

　存命する国内最高齢の競走馬となっている「ナイスネイチャ」の写真集『〜引退馬協会フォスターホース〜 35歳おめでとう！ ナイスネイチャ写真集』が、2023年5月16日に発売されます。

引退馬「ナイスネイチャ」35歳の姿を88ページに詰め込んだ写真集が発売決定（画像は引退馬協会のお知らせより）

　1990年に中央競馬デビューしたナイスネイチャは、京都新聞杯（GII）など、重賞4勝を含む41戦7勝の戦績を残して1996年に引退した競走馬。年末の風物詩でもある「有馬記念（GI）」に3年連続出走・3年連続3着という記録を残すなど、「ブロンズ（3着）コレクター」の異名がよく知られています。

　引退後は、種牡馬としての生活を経て、現在は引退馬協会の支援を受けながら故郷の渡辺牧場で穏やかな日々を送っています。

　現役だった当時は競馬ファンを中心に高い人気を誇っていましたが、「ウマ娘」に自身をモチーフにしたキャラクターが登場した影響もあって、現在は幅広い世代から愛されています。

　そんなナイスネイチャの写真集は「ナイスネイチャのいまを伝える」をテーマに、最近撮影された写真を中心に構成されています。

ナイスネイチャと仲が良いメテオシャワーなども登場（画像は引退馬協会のお知らせより）

　35歳という超高齢になっても若々しさを保った馬体を披露しており、引退馬「メテオシャワー」と仲睦まじく暮らしている様子から、産駒である「ナイスゴールド」、母である「ウラカワミユキ」の姿まで、ナイスネイチャの出生や生活に密着した内容となっているそうです。

　写真集は引退馬協会公式グッズを販売している「ホース・ファクトリー」にて、2023年5月16日に発売。AB判カラー・本体88ページで構成され、価格は2750円です。ほか流通では、競馬場のターフィーショップなどJRA関連施設での販売、Amazonでの通販を予定しており、それぞれ準備ができしだい発売日を告知するとしています。

（春山優花里）