ソフトクリーム作りがヘタな駅長の、正直すぎる“お知らせ”が和む 「逆に頼みたくなる」「練習台になってあげたい」（1/2 ページ）

「ソフトクリームが曲がります」て。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　ある道の駅に掲示されたお知らせが和むと話題です。「お客様へ　ただ今、マスター不在のため、ソフトクリームが曲がります。ご了承ください」……正直！

「ソフトクリームが曲がります」……？

　話題のお店は、鳥取県の道の駅はっとう（八東）にある喫茶店。マスターが所用で不在の際は、駅長（@ekicho810）が店番を務めているのだそうです。

　普段はマスターが上手なソフトクリームを作っていますが、駅長はそれが苦手。そこで、事前に断りを入れようと作ったのが、前述したお知らせの札というわけです。

　素朴な手書きの札は「こんなかんじ」と、曲がったソフトクリームのゆるいイラスト入り。駅長さんはTwitterで過去の“作品”も披露しています。……そのイラスト正確なのかよ！

　駅長の正直な申告は、Twitterで「むしろ頼みたくなる」「練習台になってあげたい」「マスター不在なので“できません”ではないのが優しい」などと、温かい声に迎えられました。実際のお客さんの反応はというと、「じゃあカップでお願いします」「事前に教えてくれるんすね！親切！じゃあコーンで！」「大丈夫です、ソフトクリームでさえあれば」といった調子だそうです。

　編集部が話を聞いたところ、駅長がソフトクリームを巻くのはあくまでも非常時のみ。「喫茶店にご迷惑がかかるので、私ご指名での注文はご遠慮ください」とのことでした。

画像提供：えきちょー（@ekicho810）さん