ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

NBAスター選手、ライブ配信中に「拳銃」ちらつかせ謹慎 3月にも騒動起こし出場停止処分受けていた(1/2 ページ)

「メンフィス・グリズリーズ」のジャ・モラント選手。

advertisement

 米MBA「メンフィス・グリズリーズ」広報が5月14日(現地時間)にTwitterを更新。同チームに所属するジャ・モラント選手について、Insatrgamのライブ配信中の行為に問題があったとして、謹慎処分を発表しました。

 発端となったのは、モラント選手の友人とみられる人物によるライブ配信。車のフロントシートに座り、友人ととともに騒ぐモラント選手の手には、拳銃のような形をした物体が。同アカウントでの配信記録は残されていないものの、映像は「グリズリーズのスター、ジャ・モラントがInstagramライブで銃を持っていた」などとして、SNSやYouTube上で拡散されていました。

 配信翌日の14日、チーム広報はTwitterで「メンフィス・グリズリーズの声明」と題した書面を公開。詳細への言及は回避しつつ問題は把握しているとして、「ジャ・モラントに関するソーシャル・メディアの映像を確認しました。リーグの審査が行われるあいだ、チーム活動への参加を禁止とします。現段階で伝えられるコメントは以上です」と当面の措置を発表しています。

拳銃の所持で謹慎処分を受けたNBA「メンフィス・グリズリーズ」のジャ・モラント
「メンフィス・グリズリーズ」のジャ・モラント選手(画像はジャ・モラント 公式Instagramから)

 モラント選手を巡っては、3月にも同様の騒動を起こし処分を受けたことがありました。ナイトクラブで拳銃を持った姿をSNSでライブ配信したことが問題視され、8試合の出場停止処分を言い渡されています。当初、MBAコミッショナーのアダム・シルバーは声明で、「ジャの行為は無責任であり、無謀。潜在的な危険をはらんでいた。また、若者のあいだでの彼の影響を考えると、深刻な結果を招く可能性もある」と警鐘を鳴らしつつ、「彼は自身が取った行動へ反省の意を見せてくれた。チームとNBAコミュニティーに対する彼の責任は、単にコート上でのプレーだけではないと理解しているはずだ」と温情をコメントしていました。

 2019〜2020年シーズンでは新人王を獲得し、「NBAオールスターゲーム2022」にも出場するなど、チームの大黒柱として活躍するモラント選手。プライベートでは2019年に第1子となる女児が誕生しており、自身のInstagramでは娘と過ごす姿がたびたび見られています。

NBA「メンフィス・グリズリーズ」のジャ・モラントと娘
娘と仲良く過ごす姿も(画像はジャ・モラント 公式Instagramから)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る