名著を読み終わったあとの感動を、生き生きとした言葉で伝えるオススメ本紹介がTwitterで話題です。ラノベや実用書などさまざまなジャンルをカバーしています。
投稿したのはTwitterユーザーのOkaki(@okakiweb)さん。日本文学、海外文学、ライトノベル、実用書からそれぞれ2〜3冊ずつ紹介しています。「カアーーーーッ!!!」「が、頑張りゅ〜〜〜〜!ってなる」など、Okakiさんの率直な感想がつづられ、自然とどの本にも興味が湧いてくる紹介ツイート。Okakiさんのサブアカウントでは約9万件の“いいね”を獲得しました。
海外文学からは「作者の脳みそどうなってんの?」と、面白さをダイレクトに伝えた感想が気になる大ヒット中国SF小説『三体』(劉慈欣)、ライトノベルからは「地獄とラブコメの乱高下株価」と、独創的な表現がそそられる『86-エイティシックス-』(安里アサト)などがあがっています。
また、読み終えたばかりだという『汝、星のごとく』(凪良ゆう)では、「ちょっと放心状態です」から始まり、「後半辺りから一行一行に万感の思いが駆ける。己の倫理観をガシガシ削られていく。静かに座りながら読んでも心は無我夢中で走っていた。読みながら呻いてた。叫びだしたかった。なんなんだ、これは」とその衝撃を伝えています。読みたい……今すぐに読みたい……!
読む本に悩んでいる人、最近本を読めていない人の背中を押してくれる同ツイートは「紹介能力高い」と拡散され、「分厚い本を読まなくなって久しいから一番興味注がれたものを読んでみようかな…」「(様子見してた本)やっぱ読んでみようかな」などのコメントが寄せられています。
上記のオススメ本をより語る記事はOkakiさんのnoteで公開中です。
画像提供:Okaki(@okakiweb)さん
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