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R34が1億9000万円!? 故ポール・ウォーカーがドライブした「スカイライン GT-R」が海外オークションで落札される(1/2 ページ)
2億円が迫るトンデモ価格に。
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日産自動車が製造していた高性能スポーツカー「スカイライン GT-R BNR34」が、海外オークションに出品され、最終的に約1億9000万円(135万7000ドル)で落札されました。
驚異的な価格で落札されたGT-Rは、2023年4月28日から5月5日にかけてベルギーで行われた「bonhams」が主催するオークションに出品されたもので、映画「ワイルド・スピード」第4作目に出演した俳優ポール・ウォーカーが「劇中で運転したR34」です。
映画の撮影では、R34とほぼ同じルックスの25GT-tをベースにしたレプリカモデルを用意していたそうで、カースタントの多くでレプリカを使って撮影されました。
オークションに出品された個体は、世界で1台しか存在ない本物のBNR34。ベースとなっているのは2000年型の個体で、R34のボディーを「ステッカーまみれにしたくない」というポール・ウォーカーの個人的な趣向に合わせて、本来のシルエットを損なわないルックスに仕上げました。
車内に組まれているロールケージなどもそのまま残されており、バケットシートは当時ポール・ウォーカーがセッティングしたポジションのまま保持され続けているそうです。
コンディションはいますぐにでも映画さながらに走り出せそうな良好な状態であり、近年の日本製スポーツカーの価格高騰、世界的に人気が高い「ワイルド・スピード」シリーズにおけるアイコニックなクルマということで、オークションが始まる前から高額落札が予想されていましたが、最終的に約1億9000万円もの値段がついたことに驚きを隠せません。
(春山優花里)
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