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「役所広司」の発音は「や→くしょ」「や↑くしょ」? カンヌ受賞報道で番組ごとにアクセントの違い 「違和感ある」と話題に(1/2 ページ)

「拍手」のように頭高(あたまだか)か、「役者」と同じ平板か……?

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 映画「PERFECT DAYS」で主演を務めた役所広司さんが、フランスのカンヌ映画祭で男優賞を受賞しました。Twitterでは祝福の声が上がる一方、「やくしょ」の正しい発音は? といった疑問も上がっています。

役所広司 日本人2人目の男優賞に輝いた役所広司さん(オフィシャルサイトより)。ちなみに1人目は2004年の「誰も知らない」で主演を務めた柳楽優弥さん

 疑問の発端は、カンヌの件を報じたテレビ番組ごとに異なる「やくしょ」のアクセント。日本テレビテレビ朝日など民放各局は、おおむね「や」にアクセント置いて発音(「拍手」と同じ)していますが、NHKでは平板に発音(「役者」と同じ)しています。

 「役所広司 アクセント」とTwitterで検索したところ、平板の発音になじんでいる人が多い様子。「民放の発音に違和感がある」「一般の“役所”と同じじゃないの?」「局によって方針が違うのだろうか」など、戸惑う声が多数みられます。

 実はこの問題、「『や』にアクセント」が正解のもよう。映画「三度目の殺人」で役所さんと共演した福山雅治さんが、本人からそう聞いたと「王様のブランチ」(TBSテレビ)で語っていたのです(参考:エンタメRBB)。

 ただし、役所さん本人は、「銀河鉄道の父」の舞台あいさつで、「こんにちは、役所広司です」と平板で発音しています。結局のところ、正確さをとるか、多くの人が耳慣れた言い方をとるかといった話なのかもしれません。なお、「PERFECT DAYS」は、ドイツの巨匠であるヴィム・ヴェンダース監督による日独合作映画。役所さんは東京・渋谷で働く公共トイレの掃除員を演じています。日本での公開時期は未定です。

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