普段の生活を見直して理想の生活を送りたいけど続かないコミックエッセイが、読者から「分かりすぎる」などの共感を呼んでいます。理想はあくまで理想なんですよね……。
作者のすやすや子(@suyasuyakoo)さんは、帰宅したらすぐに部屋着に着替え、おやつタイムは洗わずに済むからお皿ではなくティッシュにお菓子を出し、ペットボトルは2Lタイプでもコップを使わずに口をつけずにダイレクトに飲む、そんなちょっとズボラな生活を送っていました。そんな中、ある人の「モーニングルーティン」を紹介している動画を見て衝撃を受けます。
朝は白湯を飲むことから始まり、朝食後には全ての掃除をきっちり終わらせる丁寧な暮らしをしているというのです。そんな生活に憧れと畏敬の念を抱き、翌日は朝から動画の真似をしてみることにしました。
白湯も掃除もこなし、自宅で優雅なおうちランチを楽しみ、出かけなくともお気に入りの服を着て家で過ごしてみたすやすや子さん。身も心もきれいになった気がして、この生活を続けたいと思いました。
ところがその次の日からモチベーションはダダ下がりです。朝はなかなか起きずにランチはレトルト、雨を言い訳に掃除は翌日に見送り……。そして1週間後、かろうじて続いているのは白湯を飲むことだけだったのでした。理想の生活って難しい。
丁寧な暮らしに憧れていても、いざやってみると普段の癖が抜けなくて、結局はいつも通りの生活に戻ってしまうのはよくあることです。読者からも「初日だけキッチリ!というのがわかりすぎます」「最近の私をのぞかれたのかと思うほど共感の嵐」「むしろ最初の状態が理想の生活」など、理想を追い求めては砕け散ったコメントが寄せられています。できるところから丁寧にしていきたいですね。
すやすや子さんはSNSとブログに子育て漫画を投稿。ウォーカープラスで連載していた『毎日全力、たまーにズボラなすや子さんち』が電子書籍で販売中です。
作品提供:すやすや子(@suyasuyakoo)さん
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