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マイナビ、学生向けセミナーで「サクラ」行為 「不適切な行為であった」と謝罪(1/2 ページ)

参加者を装いチャット欄でコメントや質問。

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 マイナビは6月6日、学生向けオンラインセミナーで「サクラ」行為をしていたことについて、公式サイトで謝罪しました。

 人材派遣・人材紹介業界では、サクラ行為が相次いで明らかになっています。リクルートが学生向けオンライン就活セミナーで、社員が学生を装って質問を繰り返していた、と6月4日に朝日新聞デジタルなどが報道。その後、マイナビでも調査の結果、同様の行為が明らかになった、と6月5日にFNNプライムオンラインなどが報じていました。

 マイナビは6月6日、「学生向けオンラインセミナーにおいて、質問しやすい雰囲気づくりやセミナーの活性化を意図とし、弊社社員の一部が参加者を装いチャット欄でコメントや質問をしていたことが分かりました」とコメント。

 「不適切な行為であったと認識しており、心よりお詫び申し上げます」と謝罪のうえ、「今後このようなことがないように十分留意し、より一層、学生の皆様に安心してご利用いただけるサービス運営に努めてまいります」と述べています。

 なお、リクルートは6月5日、報道を受けて「学生の皆さまに対し不適切な行為・発言がありましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。オンライン形式の質疑応答コーナーでは学生が質問しづらい雰囲気になりがちであったため、「質問しやすい雰囲気作りのきっかけ」として、過去の代表的な質問を投げかけていたなどと説明しています(関連記事)。

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