富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)の一部絶叫系アトラクションの年齢制限が6月5日より、64歳から54歳に引き下げとなりました。SNS上では、突然10歳も引き下げとなったことに驚きの声や、告知が不十分だったとの指摘もみられました。ねとらぼ編集部は、同社に取材しました。
富士急ハイランドは「トーマスランド」「リサとガスパール タウン」などさまざまなエリアを併設した遊園地。中でも絶叫コースターは数々のギネス記録に認定されるなど、世界からも注目を集めています。
6月5日から年齢制限が変更になった絶叫コースターは、最大落下角度121度を誇る「高飛車」と、座面が回転しながらレールを進む「ええじゃないか」の2つ。この変更について、公式サイトのアトラクションページから知ったとの声や、その告知も数日前の掲載だったとの声が寄せられました。また、公式サイトのお知らせ欄には掲示がなく、大幅な引き下げであるにもかかわらず、告知の不十分さを指摘する声も見られました。
同園に、急に変更を行ったことや、公式サイトのお知らせコーナーに告知がなかったことについて理由を聞いたところ、変更についてはチケットを購入していた人に連絡を行い、公式サイトのアトラクション利用基準欄と、園内の掲示を通して周知していたと説明。「当社では、アトラクションご利用時のお客さまへの注意喚起の徹底、顧客安全管理責任者の設置、機長制度の導入など、安全管理についての取組を行っております」と述べました。
絶叫系アトラクションの種類によって年齢制限に幅がある理由についても聞いたところ、機種によって異なる「高さ」「速さ」「回転」などの特性により、利用制限を設けていると回答しました。
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