米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が、駐車場で生活する5匹の子猫と母猫を保護した様子をYouTubeで公開しました。動画は記事執筆時点で17万再生を突破。コメント欄には「猫一家を助けてくれた2人にサムズアップを送るべき」や「素晴らしい! 保護活動を見ていると人間も捨てたもんじゃないなと思う」などの声が寄せられました。
「駐車場にある生垣に野良猫一家が暮らしている」と連絡を受けて「Hope For Paws」のスタッフが現場へ向かいました。その生垣は駐車場の真ん中にあり、もし野良猫がここから飛び出したらひかれてしまう可能性もあり、生活するにはとても危険です。
スタッフはまず猫たちが飛び出さないように生垣を柵で囲みます。そのおかげで子猫3匹は簡単に保護することができました。残りの2匹は少し時間がかかったものの、こちらもなんとか保護。これで子猫5匹全員の無事が確認できました。
残る母猫は、スタッフたちが生垣に近づいたときに逃げてしまったのですが、保護のためのワナを置くと、おなかが空いていたのか警戒しながらも中に入ってくれました。ケガもなく健康状態も良好です。
子猫たちはそれぞれ「Fenway」(フェンウェイ)、「Tropicana」(トロピカーナ)、「Oriole」(オリオール)、「Wrigley」(リグレー)、「Busch」(ブッシュ)、母猫は「Minute Maid」(ミニッツメイド)と、アメリカの野球場にちなんだ名前が付けられました。
保護された後、猫一家はお風呂に入れてもらってさっぱり。子猫たちはお母さんに甘えたりおもちゃで遊んだり、プレイルームでみんな思い思いに過ごす姿が見られます。猫たちは間もなく、それぞれの新しい家族のもとへと向かいます。これからは安全な場所で元気いっぱいに暮らしてほしいですね。
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