エレベーターと階段では、どちらの方が目的階に早く着けるのか。遅刻寸前に一度は考えたことがあるであろう疑問を、エレベーターの専門会社が検証しました。
実験動画を投稿したのは、京都エレベータ_。エレベーターの保守やメンテナンスを行う会社のYouTubeチャンネルです。
この会社のエレベーターは分速102メートルも出るとのこと。一般的には分速45メートルや60メートルのエレベーターが多いそうなので、かなりのスペックだといえます。
検証に使用された建物は4階建てで、「1階から2階まで」「1階から3階まで」「1階から4階まで」と上る階数を変え、エレベーターで移動するのと階段を駆け上るのとではどちらが早いかを“3本勝負”で調べました。さあ、人力はどこまで機械に太刀打ちできるのでしょうか。
検証は「2階や3階まで行くには階段の方が早いものの、4階まで上がる場合には人とエレベーターが引き分けになる」という結果に。動画のコメント欄では、「このエレベータが平均より早いということも考えると、案外かなり上の階でないと階段のほうが早いかも」という意見も出ていました。
ただし、階段を駆け上がるのは危険です。動画内でも、遅刻のときは無理せずエレベーターに乗るよう、注意喚起がなされています。
他にも、京都エレベータ_では、さまざまな検証動画やお役立ち情報を公開。普段は見られないエレベーターの向こう側をのぞくことができます。
近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。日本テレビ系「高校生クイズ」「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」など、各種媒体に問題を提供する。クイズの世界大会「World Quizzing Championships」では、日本人初・唯一の問題作成者を務める。
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へえ、そんな理由が。