結婚から37年間、毎年家族写真を撮り続けてきた家族の動画がInstagramに投稿され、「感動した」「うちもやってみたい」と話題に。動画は、記事執筆時点で34万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、ブロガーのはるっちさん(@lunchsimasho)。結婚式で、はるっちさんが夫さんの頬にキスをしている1枚から始まった37年分の家族写真が、1分の動画にまとめられています。
撮影を始めた当時はデジタルカメラではなく、フィルムカメラで撮影していたという写真たち。夫婦2人の写真を経て、やがて2人息子さんが生まれ、だんだん大きくなっていく様子が時の流れを感じさせます。
結婚8年目の写真から、毎年同じ洋服を着て撮影するようになったというはるっちさん。自身の前に並んだ子どもたちに隠れてスーツのボタンが一個ずつ見えなくなるたびに、「身長伸びたなぁ」とわが子の成長を感じていたそうです。
子どもたちが思春期に入ってからは、「お願いだから写真に写って」と500円のお小遣いをあげて撮影した時期もあったのだとか。眉が無かったり、スキンヘッドになっていたりと、ビジュアルから反抗期まっただなかであることが分かるのも、今では味わい深い思い出です。
しかしその後、大学生になり親元を離れていた長男が、この家族写真を撮るためにわざわざ帰省をしてくれたこともあったのだとか。反抗期を乗り越え、いつの間にか家族写真撮影は息子さんたちにとっても大切なものになっていたのですね。
今では息子さんたちも結婚し、かわいい孫たちも産まれました。夫婦2人で始まった写真は、大人数でとてもにぎやかなものになっています。
そして結婚37周年にあたる今年の写真。中央には、還暦を迎えたはるっちさんが、赤いワンピースを着てにっこりと笑って写っています。なんてすばらしい家族写真なのでしょうか!
家族みんなの時の流れと、大切な思い出、愛情がしっかりと捉えられたすてきな家族写真は、かけがえのない宝物。はるっちさんは「来年も再来年も家族写真が撮れますように」と語っています。いつまでもこの「家族の伝統」を続けていってほしいですね。
この投稿には、「毎年撮るって本当に大変なことだからすごい!」「涙が止まらない」「お母さんの愛を感じる」など、たくさんのコメントが寄せられています。
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