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マクドナルドの“赤いスカーフ”の店員は何者!? SNSで話題の“制服の種類”について公式に聞いてみた(1/2 ページ)

5つの役割に、5つのユニフォーム。

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 ふとマクドナルド前を通りかかったら、赤いスカーフを巻いたスタッフがいて、何者なんだと思った――。そんなツイートがきっかけで、マクドナルドのユニフォームのバリエーションが注目を集めています。

マック 話題のスカーフを巻いたスタッフ
マック 男性の場合はスカーフの代わりにネクタイ

 マクドナルドのスタッフには、通常の接客のほかに、デリバリーやバリスタなどの役割があり、それぞれ役職もユニフォームも異なります。話題の赤いスカーフは、一部店舗で利用者のおもてなしを専門とする「おもてなしリーダー」のユニフォーム。トップスは赤の差し色が入ったベストで、女性の場合は首に大きなリボン結びのスカーフが付きます。

マック 2019年から採用されているユニフォーム。役割別に5種類がある

 その鮮烈な印象に驚いたとのツイートがきっかけで、ユニフォームは「制服ごとに役割が違うとか今さら気付いた」「見たことあるけどすごく接客の感じが良かった」などと話題に。「自分も憧れてこれを目指していた」「昔はSTARって呼ばれてたけど今は違うのか」といった、クルー経験者の声もみられます。

日本マクドナルド「2019年に導入した制服は10代目」

マック 画像は公式サイトより

 ねとらぼ編集部は日本マクドナルドの広報部を取材し、「おもてなしリーダー」の役割や、ユニフォームのデザインコンセプトなど、詳細を聞きました。

――制服のデザインはどのように決めているのか教えてください。

日本マクドナルドユニフォームはお客様のマクドナルドに対する印象を大きく左右するものと考えております。時代に合わせて、快適なユニフォームをクルーが着用することで、働きやすくなることはもちろん、笑顔でお客様に最高のサービスをご提供できる環境作りを目指しております。

マック 1971年から1979年まで用いられていた初代ユニフォーム

 デザインは時代に合わせて刷新しており、2019年には10代目となる新しいデザインのユニフォームを導入しました。「洗練された店舗にふさわしい、マクドナルドらしい装い」をコンセプトとし、マクドナルドのロゴカラーをアクセントに新しい店舗イメージにマッチしたデザインとなっております。

――制服のバリエーションは当初から存在したのでしょうか。また、現在は何種類存在しますか。

日本マクドナルド当店では初代ユニフォーム時代から、役職ごとに異なるユニフォームを設けています。現在は「マックデリバリーサービス」「クルー」「マックカフェバイバリスタ」「マネージャー」「おもてなしリーダー」の5種類があります。

マック 各役職のユニフォーム(ニュースリリースより)

――今回は特にスカーフを着用する「おもてなしリーダー」に注目が集まっていました。この制服のデザインコンセプトについて教えてください

日本マクドナルド「おもてなしリーダー」は、主に客席やご注文カウンター、商品の受け取りカウンターまわりで、来店から退店されるまでのお客様のおもてなしを専門に行うスタッフです。何かお困りでいるお客様のサポートに加え、混雑時のご案内やご質問への対応、お客様とのちょっとした会話や関わりなどを通じて、ひとりひとりのお客様にマクドナルドで過ごす時間を、より快適で楽しいひと時と感じていただくための一役を担います。

 これを踏まえて、ユニフォームも「心地よい体験を提供するサービス力」「プロフェッショナルな装い」「動きやすさの工夫」「洗練されたネクタイ&スカーフ」をコンセプトにデザインしています

協力・画像提供:日本マクドナルド

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