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ホテルで食材の賞味期限改ざんして客に提供 「信頼の回復に向け再発防止策」と謝罪(1/2 ページ)

現在のところ、宴会利用客からの体調不良などの連絡は受けていないとしています。

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 岡山県岡山市内のホテルで、賞味期限切れ食材の提供および、一部食材の賞味期限書き換えが発覚したとして、運営元が6月16日に公式サイトで謝罪しました。

 問題が発覚したのは、ホテルグランヴィア岡山が運営する「ホテルグランヴィア岡山」。6月8日に社内点検を実施したところ、メーカー賞味期限が2022年1月31日である「海老しんじょう(冷凍)」を賞味期限以降、宴会の利用客へ全64食提供していたと判明しました。

 その後、2023年6月9日から6月12日まで食材保管庫を一斉点検した結果、メーカー賞味期限が2023年6月1日である「穴子長焼き(真空冷凍)」を賞味期限以降、同じく宴会の利用客へ全39食提供したと明らかになりました。

 同社は6月8日以降、総支配人を本部長とする対策本部を設置し、調査などを開始。スタッフに事情聴取したところ、「海老しんじょう(冷凍)」については、メーカーの賞味期限を書き換えて保管していたことが確認されたということです。

 同社は2023年6月9日から6月12日に一斉点検を実施した結果、他の食材では賞味期限切れ食材の提供や賞味期限書き換えはなかったと説明。現在のところ、宴会利用客からの体調不良などの連絡は受けていないとしています。

 同社は「お客様に多大なご迷惑をお掛けし、心から深くお詫び申し上げます。賞味期限切れ食材を提供した全てのお客様に対しては、個別にご説明とお詫びを進めております。信頼の回復に向け、ご利用の皆様に安心してご利用頂ける再発防止策を構築し、実施して参ります」とコメントしました。

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