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日本音楽作家団体協議会、生成AIによる著作物利用に関して意見表明(1/2 ページ)

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 音楽作家団体連合FCA(一般社団法人日本音楽作家団体協議会)がこのほど、生成AIによる著作物利用に関して意見を表明しました。

 FCAは13の音楽作家団体で構成される団体。「生成AIの開発が急速に進むなか、創作者の権利の保証に関する議論はなおざりにされたままで、現下AI技術の進歩に法制度や社会制度が追いついていない状況」として、音楽作家を代表して意見を表明したとしています。


意見表明

 FCAは「現行著作権法における権利制限規定を見直して、創作者の権利を阻害することなくAI技術の発展と調和を図ること」「G7デジタル・技術閣僚宣言に基づき早急に生成AIに関する議論の場を設け、創作者をステークホルダー(利害関係者)の一員として協議に参加させること」を政府に求めるとしています。

 同団体は、AIの問題は音楽に限らず、文芸や美術、漫画、アニメ、映像等の著作物の創作者にとっても共通で喫緊課題とし、「各分野の創作者と連帯して生成AIによる著作物利用に関する諸問題の解消に取り組んでいく」としています。


FCA会長 石原信一さん(作詩家、日本作詩家協会会長)

FCA理事長 小六禮次郎さん(作編曲家、日本作編曲家協会理事長)

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