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オリオンビールは6月27日、名護工場(沖縄県名護市)から冷却水が流出したとして謝罪しました。この影響により、名護漁港の海が赤くなっていました。
同社によると、設備の冷却に使用している冷却水に含まれる「プロピレングリコール(食品衛生法施行規則にも記載されている食品添加物)」の漏れが原因と思われるとのこと。プロピレングリコールは食紅で赤く着色しているため、漏れた冷却水が雨水溝を通じて河川に流出し、海が赤くなる現象が発生したものと考えていると説明しています。
同社では外部への流出を防止する防液堤を作成していたものの、流出が発生。これを受けて、再発防止のために防液堤の容量増設や漏れを感知するセンサーの取り付け、漏れを感知した際の冷却水の供給停止など設備の管理強化を進めるとしています。
なお、同日9時30分に行政担当者立ち合いのもとで流出が止まっていることを確認したとのこと。
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