「貸した本をハイブランドのショッピングバッグで返してくれる」 “いい人すぎるよ展”の展示に「ありがたい」「マウントかな」とさまざまな反響（1/2 ページ）

相手が“いい人”だと感じられる人こそが“いい人”。

[杉本みかる，ねとらぼ]

　原宿・表参道で開催された展覧会「いい人すぎるよ展」（現在は開催終了）。そこで展示された「貸した本をハイブランドのショッピングバッグで返してくれる人」が、さまざまな反響を呼んでいます。

　「いい人すぎるよ展」（関連記事）は、心あたたまる気遣いができる“いい人”について、文章やイラストのパネルなどで展示したもの。コピーライターの藤田卓也（@2gta9）さんがTwitterに投稿した展示では、漫画『orange』（高野苺）の単行本が入ったルイ・ヴィトンの紙袋に、「貸した本をハイブランドのショッピングバッグで返してくれる人」の言葉が添えられています。

「いい人すぎるよ展」（延長して6月26日まで開催）／画像提供：明円卓（@sugurumyoen）さん

「貸した本をハイブランドのショッピングバッグで返してくれる人」の展示／画像提供：藤田卓也（@2gta9）さん

　この“いい人”すぎる本の返し方に、Twitter上ではさまざまな反応が。「これ、うれしくなるやつ」「ありがたい」「紙がしっかりしてるから形崩れしなくていいんだよね」「腕に食い込まないヒモis気遣い」など、丈夫なブランドの紙袋で返してくれるところに“いい人”を感じるという声が寄せられています。

　一方、「相手考えないと嫌みに捉えられるから難しいところ」「マウントかなって考えちゃう」「見栄っ張りそうとかあんまり良いイメージ無い」などの意見も。「これをいい人すぎると思う人こそがいい人すぎる」との反応も見られました。

　「いい人すぎるよ展」は、10月7日から再び開催されます。日常で感じるちょっとした嫌な瞬間を集めた「やだなー展」と同時開催です。