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「ストリートファイター6」、“投げ抜け”の不具合修正を発表 公式の素早い反応に「対応はやい!」「神運営」の声(1/2 ページ)

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 対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」(以下、スト6)において“投げ抜け”に関する不具合があったとして、公式Twitterアカウントは6月28日、修正に向けた対応を行っていると発表しました。

 問題が見つかったのは、“投げ攻撃”を回避する際に使う“投げ抜け”というテクニック。防御側が“ガード”状態を維持したまま、自動で“投げ抜け”できてしまう凶悪なもので、ゲームバランスが壊れかねないことから、プレイヤーから早期修正を望む声が上がっていました。

プロゲーマーからも「早めに修正してほしい」

 「スト6」では“投げ攻撃”を受けた場合、防御側がすぐに投げ入力をすると投げられるのを回避でき、これを一般に“投げ抜け”と呼びます。

 防御側は相手が近づいてきたら、相手の“投げ攻撃”“打撃攻撃”に合わせて、“投げ抜け”“ガード”どちらかの行動を取るのが基本行動となります。そして通常の“投げ抜け”には、読み誤ると技が暴発してしまうリスクがあり、攻撃側としては、あえて一瞬様子を見て、暴発した隙を付くというのが強力な選択肢になります。

 ところが今回発見された方法は、防御側が“ガード”を入力したまま、暴発の心配がない“投げ抜け”も自動で発動できてしまうというもの。いわばじゃんけんで“グー”“チョキ”“パー”を複数同時に使っている状態です。

 この、ゲームの読み合いを破壊しかねない強力な「裏ワザ」は、瞬く間にプレイヤーの間で話題に。プロゲーマーのふ〜ど選手などからも、「試したら出来てしまいました。早めに修正してほしいです」とTwitter上で要望が上がるなど、公式の対応に注目が集まっていました。

 この件が話題になったのは6月28日の午前ごろからでしたが、公式アカウントは同日夕方、「現在『投げ抜け』に関する不具合を確認しております。原因の調査および修正に向けての対応を行っております」として謝罪しました。

 不具合であることを早々に認め、修正予定であると発表したこの対応に、Twitter上では、「対応はやい」「神運営」と好意的な声が多く上がっています。

 「スト6」はPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X/S、Steamで6月2日に発売されたばかり。ゲームバランスの良さや、初心者でも手を出しやすい「モダン」操作の導入などが好評で、6月26日には梅原大吾選手の大会での活躍が「令和版“背水の逆転劇”」として話題に。

 6月27日には世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO」運営が、今夏開催予定の大会において、エントリー締め切り約2週間前であるにもかかわらず、同作が過去最多人数を記録したと発表するなど、大きな盛り上がりを見せています。

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