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豚肉を“生”で食べられる!? ドイツ独自の“生豚肉パン”に「すごい」「マジか」と驚きの声(1/2 ページ)

法の定める厳しい基準をクリアした豚に限り、生食用の販売が許されるそうです。

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 豚肉を生で食べるドイツの食習慣に、Twitterで驚きの声が上がっています。豚の生食は食中毒や寄生虫のリスクを受け、日本では2015年から禁止されていますが、実はドイツでは法の定める検査基準をクリアした豚ならばOKなのです。

 話題のきっかけはドイツ在住の翻訳家、よしの(@hatehatettt)さん。生の豚ひき肉をはさんだロールパン、「Mettbrotchen(※)」を紹介したところ、「生で食べて大丈夫?」と広く注目を集めることとなりました。

※正式にはMettbrotchenのoは、変母音の発音を表す「オー・ウムラウト」表記です

生の豚 生のミンチをはさんだロールパン「Mettbrotchen」。1切れ2.2ユーロ(約350円)
生の豚 豚を生で食べるなんて……と引いてしまいそうだけど、日本でも刺身や卵かけごはんを食べるのでよそさまのことは言えない

 ドイツ大使館の公式サイトによると、ドイツには「Hackfleisch-Verordnung(ひき肉令)」という法律があり、生食用豚肉について規定されているとのこと。「ミンチにする際の温度は2度未満」「製造した当日のみ販売可能」など、細かい条件に従ったひき肉のみ販売できるのだそうです。

 ツイートは「おいしそうだけど日本では難しそうだからうらやましい」「ドイツにいたころ、ネギトロのようにわさびじょうゆで食べたらおいしかった」などと話題に。「刺身や卵かけごはんに驚く外国人の気持ちが理解できた」と、日本の食文化を振り返る人も見られます。

画像提供:よしの(@hatehatettt)さん

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