格闘ゲームなどの配信を行うTOPANGAは、同社のプロゲーミングチーム「魚群」に所属するプロゲーマー・マゴ選手が不適切発言を行ったとして、7月6日に公式Twitterで謝罪しました。
マゴ選手は格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズで活躍。TOPANGA公式サイトのプロフィールでは「国内だけでなく海外からも『MAGO-SAN』という言葉が認知されるなどファンは多い」と人気ぶりが記されています。
発表によると、5日にマゴ選手による不適切発言があったという指摘を受け、本人に確認したところ、発言が事実だったことがわかったといいます。発言について同社は「社会的に不適切かつ重大なコンプライアンス違反」と判断し、マゴ選手に厳重注意と再発防止に向けた指導を行ったとしました。また「関係各社様、スポンサー各社様、ファンの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。
マゴ選手が出場してきたストリートファイターシリーズの公式リーグ戦「ストリートファイターリーグ」を運営するカプコンeSpots部門のTwitterアカウントも6日、「SFリーグ運営チームは、魚群より、マゴ選手へ戒告処分を行った旨の事実確認を行いました」と報告し、再発防止に向けた選手指導の取り組みの徹底を申し入れたとしました。
マゴ選手は6日、Twitterで「不快にさせてしまった方々、ご心配をかけてしまった方々、申し訳ございませんでした。以後プロゲーマーとしての意識を高め、気をつけて活動していきます」と謝罪しています。
発表では具体的な発言内容について触れられなかったものの、Twitter上ではマゴさんが配信中に「〇〇(キャラクター名)を使うと脳に障害が出てくるのかな」と発言したシーンが拡散され、批判の声が寄せられていました。
5日にはプロゲーミングチーム「NORTHEPTION」が、シューティングゲーム「VALORANT」部門所属のTenTen選手が配信中に人種差別発言を行ったとして、同選手との契約を解除したと発表していました。
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