ペーパードリップでコーヒーを入れる際の3つのNG行動を、初心者向けに解説した動画がYouTubeで注目を呼んでいます。これを守れば、簡単においしいコーヒーを入れることができそう!
動画を投稿したのは、大手コーヒーメーカー・UCC上島珈琲の公式YouTubeチャンネルであるUCCコーヒーアカデミー(@ucc6096)です。
ペーパードリップを行う際のNG行動の1つ目は、「ペーパーフィルターを正しくセットできていない」こと。適切な大きさ・形のフィルターを選び、隙間のないように折ってドリッパーにセットしないと、コーヒーの成分が均一に抽出できず、安定しない味わいになってしまうのだそうです。
2つ目のNG行動は、「粉を入れてそのままお湯を注ぐ」ことです。お湯を注ぐ前に、ドリッパーを軽く揺らして中に入れた粉末の表面を平らにすることが、おいしいコーヒーを抽出するためのポイント。
そして最後のNG行動は、「お湯を一気に注ぐ」こと。ペーパードリップでは、最初に少量のお湯をコーヒーに含ませる「蒸らし」が重要。蒸らしを行うことで、コーヒーの粉に含まれているガスが放出され、成分を引き出しやすい状態が作られるのです。
動画の後半では、正しい方法で抽出したコーヒーとNG行動で抽出したコーヒーを飲み比べ。その結果、同じ量のコーヒー粉末とお湯を使ったにもかかわらず、NG行動をした方は明らかに味が薄くなってしまったとのこと。初心者でも簡単にできる工夫なのにそれほど味が変わるなんて、コーヒーは奥が深い……!
この動画には、「初心者にはとても分かりやすいですね」「なぜダメなのかも、その後の正しい淹れ方もわかりやすくて勉強になりました!さっそく実践します」などのコメントが寄せられていました。
UCCコーヒーアカデミーのYouTubeチャンネルではこの他にも、コーヒーのおいしい入れ方をレクチャーする動画などが多数公開されています。
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