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帝国ホテル東京「タワー館」2024年6月までに営業終了 開業40年超え……建て替えへ(1/2 ページ)

ホテル、オフィス、商業施設が入居する国内初の複合ビルとして知られていました。

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 帝国ホテル東京(東京都千代田区)はホテル、オフィス、商業施設を複合した「タワー館」の営業を2024年6月末までに終了すると発表しました。

帝国ホテル 東京 帝国ホテル東京「タワー館」が営業終了へ(画像は帝国ホテル東京公式サイトから)

 ホテルは外国人を迎え入れる迎賓館として1890年に開業。現在は1970年開業の「本館」、1983年開業の「タワー館」で構成されます。タワー館はホテル、オフィス、商業施設が入居する国内初の複合ビルとして知られます。

 ホテルでは本館、タワー館の建て替え計画が以前から伝えられていましたが、2023年7月28日にタワー館の営業終了時期が発表されました。2024年3月末にはレストランの「帝国ホテル 寅黒」、「東京吉兆」、「鮨源」、「天一」、「北京」と「タワー館内オフィス帝国ホテルプラザ 東京」、同年6月末には「サービスアパートメント(客室)」、レストラン「ラ ブラスリー」、「ホテルバル」、ホテルショップ 「ガルガンチュワ」、「フィットネスセンター」、「プール」、宴会場「光の間」の営業が終了予定です。「帝国ホテル 寅黒」、「ガルガンチュワ」、「フィットネスセンター」については、「本館」に移転予定だとしています。

帝国ホテル 東京 建て替え後のイメージ。本館(中央左)奥のビルが現在のタワー館の位置に建設される(画像は帝国ホテル東京公式サイトから)

 タワー館は2024〜2030年度に建て替え工事が行われます。「本館」は営業を継続するものの、2031〜2036年度には建て替え期間を控えています。

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