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「サーバー代が払えなくなったらサ終」のゲームが「運営費の勉強になる」と話題 からあげをカンパできるネタ機能も(1/2 ページ)

「偽りのアリス」なのに「正直すぎる」という声も。

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 先日新規コンテンツの更新を停止し、「サーバー代」および「有償金貨消費量」のカウンターが実装されたスマホゲーム「偽りのアリス」(関連記事)。「サーバー代が払えなくなったら終わり」という正直すぎる運営スタイルが、「運営費の勉強になる」などと話題になっています。

偽りのアリス 偽りのアリス」公式サイト

 今後は事前の予告通り、「有償金貨消費量」が毎月の「サーバー代」を上回る限りサービスを継続する、という方針で運営予定。サーバー代は「クラウドサーバー費」「サーバー保守費」「チャットシステム費」「カスタマーサポート費」など詳しい内訳まで公開されており、2023年8月は合計195万6331円かかるとしています。

偽りのアリス 赤裸々すぎる内訳

 また、開発運営スタッフを直接支援する「カンパショップ」も開設。有償金貨を「スタッフの忘年会にからあげを追加する」「スタッフの机を伸ばす」といった目的に使えるとするネタ機能とのことですが、既に30万円以上のカンパが集まっており、公式アカウントでは「からあげク◯が定価238円なので、約1426個も買えちゃう…」と喜びの声が投稿されています。

 ネット上では、一切を包み隠さない運営に「偽りのアリスって名前なのに正直すぎるだろw」といったツッコミや「少しでも続いて欲しいので、課金しようと思います!」といった応援の声が寄せられています。また、「どれくらいの金で運営できるかの勉強になってとてもいい」「これはただの維持費というのが世知辛い」などソシャゲ運営の難しさを実感した人も多かったようで、今後どこまでサービスを継続できるのか注目が集まっています。

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