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平成初期の国民的PC「PC-98」が、令和の最新ノートPCにうっかり転生……!? NECの「Infinity」PR漫画がぶっ飛んでる件

設定こそトリッキーだけど、最後まで読むとじ〜んと来る。

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 1990年代当時の国民的PCが、2023年に最新ノートPCとして転生したら……!? NECが公開した転生ファンタジー漫画「PC-98が転生したら性能(スペック)Infinityでした!?」が、PC好きにもそうでない人にもじわじわ来る小ネタたっぷりの、ぶっ飛んだ仕上がりになっています。

Infinity 副題は「LAVIE NEXTREME Infinityに転生したPC-98が頑張るキミの運命変えちゃいます!?」

 この漫画は、NECが8月3日に発売した最新ノートPC「LAVIE NEXTREME Infinity」のPR漫画。同モデルはノートPC「LAVIE」シリーズのフラッグシップモデルにあたりますが、1980〜90年代に隆盛を極めた国民的PC「PC-9801(PC-98)」シリーズの発売40周年を記念するモデルとも位置付けられています。

 そこで、PC-98が時を超えてLAVIE NEXTREME Infinityに転生するという謎設定のファンタジー漫画が誕生してしまったというわけです。歴史あるブランドだからこそできるぶっ飛んだ物語が、おかしくも懐かしくて感慨深いです。

Infinity 8月3日に発売された、ノートPC「LAVIE」シリーズのフラッグシップモデル「LAVIE NEXTREME Infinity」

どこかで見たことあるような展開から、現代の最新PCに転生するPC-98

 PC-98がビジネスにホビーにと活躍していた、平成元年(1989年)の夏に物語は始まります。主人公は当時のスタンダードモデル「PC-9801RX4」。とある会社への納品作業中、トラックにひかれそうな子どもを助けて命を落としてしまいます。のっけからPCに自意識やら命の概念やらある超展開ですが、細かいことは気にしない気にしない。

Infinity 見たことあるようなパターンだけど、無機物が転生させられるのは珍しい

 子どもを助けて気を失っていたPC-98は、不思議な声に呼びかけられて意識を取り戻します。声の主は、1986年当時のPC-98広告に映っていた女性モデルにそっくりな「PCの女神」。

 女神は「あなたにはまだ出来ることがあります」と話し、PC-98内蔵のプログラミング言語「N88-BASIC」で「TENSEI」と入力して転生するよう促してきます。……出てくる単語がいちいち懐かしい。

Infinity N88-BASICは、NECのPC-8800シリーズとPC-9800シリーズに搭載された標準プログラミング言語。やり方次第でいろいろできるが、さすがに転生機能はない

 そして2023年、PC-98はLAVIE NEXTREME Infinityとして再生。白基調のデスクトップPCから黒基調のノートPCへ大変身して「身体が軽い! そして薄い! 黒って新鮮!」と驚くばかりです。

Infinity Infinityはサイズが幅359.8×奥行254.1×厚み19.9〜30.9ミリで、質量は約2.5キロ。ハイスペック機ゆえノートPCとしては大きいほうですが、元のPC-9801RX4からすると薄型軽量

 さらに元PC-98を驚かせたのは、最先端のパーツがふんだんに盛り込まれたInfinityのスペック。14コア20スレッドで動作するCPU、「Core i7-13700H」の並列処理に、「どれが本当の僕の人格なんだー!?」と戸惑ってしまいます。PC-9801RX4だってV30とi80286の2つのCPUを搭載してはいましたが、同時に動くわけではなかったですしね……。

(※)V30はNECが独自に開発し、PC-98シリーズに搭載していたインテルi8086互換のCPU。PC-98シリーズで新たにi80286などのインテル製CPUが採用されてからも、V30固有の命令を使用したソフトと互換を保つために引き続き搭載されており、ユーザーはいずれかのCPUを選択できた

Infinity Infinityは1TBのSSDを搭載。内蔵ストレージといえば、20MBか40MBのSASI方式HDDだったPC-9801RX4の時代からすると異次元の領域

 そして内蔵の16型ワイド有機ELディスプレイは、画面解像度が3840×2400ドットのWQUXGA。640×400ドットで高精細と呼ばれていたPC-98にとっては想像もつかない精度です。

 「薔薇」や「醤油」や「魍魎」など画数の多い文字を表示しまくって試していたところ、Infinityの持ち主・江沼石 蘭美(えぬいし らび)が部屋に戻ってきて気づかれてしまいました。

「フロッピーディスク」「VHS」「ダビング」……懐かしワードのオンパレード

Infinity 磁性体メディアを使っていようといまいと、電子機器の近くに“いかにも”なU字磁石を置くのはおすすめしません

 蘭美は物分かりが良いようで、PCに意識が宿っているという異常事態もあっさり受け入れました。そこから1台と1人は「この時代にフロッピーディスクは……」「ないわ」、「壊れたらラジオ会館にパーツ見つけに……あっラジオ会館はさすがにないか」「それはある」などと会話を繰り広げ、30年以上のジェネレーションギャップを感じつつも打ち解けていきます。

Infinity 自分のPCに突然意思が宿っても動じることなく、会話しながらPCゲームを楽しむ蘭美

 蘭美がInfinityでリッチなグラフィックのゲームを遊んだり、仕事の動画編集をしたりと、内蔵GPU「インテル Arc A570M」のパワーを活用する様子に、元PC-98は感心するばかり。

 もっとも、平成元年からやってきた元PC-98はGPUが何なのか分かっていませんし、動画はVHSテープにダビングするものと思っていますし、微妙に会話はズレているのですが、そこもなんだか微笑ましいです。

Infinity そういえば1989年のゲームシーンって、歴史シミュレーションの存在感すごかったですね
Infinity GPUは「Graphics Processing Unit」の略。Arcはインテルが2022年に発売したシリーズ
Infinity 「あれ電話なの?」 スマホにも驚いている様子

Infinityなら、君の可能性を引き出してくれる! 落ち込む蘭美を励ます元PC-98

 映像クリエイターの蘭美は、おしゃべりしながらもマシンパワーで仕事をすいすいとこなし、動画も無事納品できました。

 しかし夜になって、クライアントからの電話を取ると顔面蒼白に……。「クオリティは高いけどオリジナリティが足りない」と、全面的なリテイクを食らってしまったのです。「私いつもこうなんだ」「もう……辞め時なのかな」と自信を失ってしまう蘭美。

Infinity

 しかし、その様子を見ていた元PC-98が彼女を力強く励まします。PC-98がPCのスタンダードだった時代、現代のように高機能なアプリやソフトがまだ無かったあのころ、必要な環境ならなんでも自作して補っていたユーザーたちのフロンティア精神――「98スピリット」を忘れるな! と。

Infinity 君は今、現代最高峰のPCを手にしているじゃないか!

 さらに、蘭美のペンダントに隠された秘密、女神がPC-98に命じた次のミッションとは……!? ストーリーのゆくえは、NECの特設ページで最後まで読むことができます。この記事では紹介しきれなかった小ネタもてんこ盛りなので、ぜひ特設ページで最初から読んでみてください。

NECの最新ノートPC、「LAVIE NEXTREME Infinity」

 NECの「LAVIE NEXTREME Infinity」は、8月3日にオープン価格で発売。漫画の中で描かれた秀逸な処理能力や映像表示能力に加え、それらを支える冷却機構や、打ちやすさを追求したキーボード設計など、あらゆる面で追求されたフラッグシップモデルです。

Infinity エアフローを確保したうえで、CPUやGPUを複数のヒートパイプとファンで効率良く冷却
Infinity 作中で蘭美が早口で語った特殊なキーボード設計
Infinity 本体の傾斜と、列にカールをかけた構造で、打ちやすく疲れにくい入力環境を実現

 さらに、VTuberデビューをサポートするガイドやアバターアプリ、ボイスチェンジャーといった今どきの機能も用意。幅広いニーズに応えるこのハイエンドPCなら、自分のInfinity(無限大)な可能性に挑戦できそうです!

Infinity VTuber配信初心者には助かるガイドやアプリも搭載しています

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提供:NECパーソナルコンピュータ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2023年8月13日

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