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『スレイヤーズ』のあらいずみるい先生が新刊でAI使用疑惑 → レイヤー動画公開で否定 「ひどいと思った人の名前は記録してる」(1/2 ページ)
絵柄の変化があらぬ誤解を招いてしまったようです。
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『スレイヤーズ』の挿絵や漫画版を担当していたことで知られるあらいずみるいさんが、コミックマーケット102(C102)で頒布した新刊で生成AIを使用したのではないかとSNSで疑惑が持ち上がっていました。しかし、あらいずみさんが自身がレイヤー構成の動画を公開するなどし、生成AIの使用を否定しています。
AIを使用したのではないかといわれていたのは、新刊の表紙。『スレイヤーズ』時代から大きく絵柄が変わっており、「AI生成物をコミケに出品しちゃったんですね」「後進の作家の邪魔ですよ」「商業で使うとコンプラ違反とかで契約切られる可能性があるモノとご認識ください」といった声が寄せられました。
これに対し、あらいずみさんは「ちゃんと描いているんよー」と反論。レイヤー分け(ペイントソフトの絵のかき分けパーツ)を動画にして公開し、制作過程を見せることでAIではないことを示しました。
また、あらいずみさんは今回の件について、以下のようにコメントしています。
同人誌を会場で手に取ってくれた方、
頒布を受け取ってくれた方には
このような形でデータ画像を公開してしまい
申し訳なく思っております。本のあとがきでも書いたように、
今まで商業のお仕事ではなかなか出来なかったことや
普段とは違うもの(塗り方など)に挑戦してみたいと思い、
同人誌だからこそ楽しみながら追求しました。
本をお手に取ってくださった方、楽しんでくださった方。
ご心痛をおかけしておりましたら
本当にごめんなさい。
また、今回の件で「ひどいと思った人」の名前は記録しているとしています。
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