ロックフェス「RISING SUN」で食中毒発生 下痢・嘔吐などの被害受け「多大なる苦痛とご迷惑」と謝罪(1/2 ページ)
該当飲食ブースは8月12日以降は営業を自粛しています。
野外ロックフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO(ライジングサンロックフェスティバル/RSR)」を運営するウエスは、同フェスの飲食出店エリアで食中毒事故が発生したとして謝罪しました。
同フェスは、1999年から北海道石狩市で開催される、国内最大級の野外オールナイトロック・フェスイベント。2023年には8月11日と12日に開催され、スキマスイッチやサンボマスター、くるりなどの人気ミュージシャンが出演するほか、会場では多数の飲食ブースが出店されていました。
ウエスは8月18日、同フェスの公式サイトに「食中毒事故発生に関するお詫びとお知らせ」と題した文章を掲載。同フェスの飲食出店エリアで黄色ブドウ球菌、およびセレウス菌による食中毒事故が発生したと公表のうえ、「発症されたお客様とそのご家族の方々には多大なる苦痛とご迷惑をお掛け致しましたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
発表によると、食中毒事故が発生した飲食ブースは「アロハキッチンマハロハ」。8月11日に食事した来場者から下痢・嘔吐の症状が発症しているとの連絡があり、その後、北海道江別保健所が調査。その結果、発表時点で計6人に下痢・嘔吐などの症状が発症しており、同店舗で提供した食事が原因であると判断されたとのこと。なお、同ブースは8月12日以降は営業を自粛しています。
ウエスはこの事態を厳粛に受け止め、 再発防止に向けて「調理時の手洗い、 殺菌作業を徹底」「飲食ブース従業員の健康チェックを徹底」など、イベントでの飲食提供について万全を期して開催するとともに、体調不良の症状がみられた来場客にも真摯に対応するとしています。また、「詳しい調査に時間を要しましたため、 皆様へのご報告が遅れましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪しました。
なお、北海道の公式サイトでも同フェスでの食中毒事故について公表されており、来場者には下痢・嘔吐のほか、嘔気・腹痛などの症状もあったと記載されています。江別保健所は食品の衛生的な取り扱い、および調理従事者に対する衛生教育の実施を指示したということです。
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