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宇都宮市、女子高生の“PRキャラ”を「公式ではない」と否定 運営側「非常にショック」と反論(1/2 ページ)

運営側が反論する事態にいたっています。

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 栃木県宇都宮市は8月24日、X(Twitter)で運用されている「宇都宮市産業PRキャラクター」を名乗るアカウントについて、公式サイトで「宇都宮市の公式アカウントではございません」との見解を示しました。一方でそれに対して、同キャラクターを手がけるという、デザイン事務所の代表が反論する事態にいたっています。

 該当アカウントは、女子高校生のイラストが使用された「蒼空はるか 宇都宮市産業PRキャラクター(@aozoraharuka920)」。プロフィールには、「底抜けに明るくて元気な女の子。好奇心旺盛で細かいことは気にしないタイプ。いつか自分も大空を飛んでみたいと夢見ている」との設定がつづられています。

 また、該当アカウントが8月21日に投稿した「芳賀・宇都宮LRT」に関する同キャラクターを使用したイラストには、「該当コンテンツは宇都宮市の許諾を得た上で民間有志によって非営利運営されています」と書かれていました。

 宇都宮市は8月24日、この投稿を受け、公式サイトに「SNSにおける宇都宮市に関する情報発信について」と題した文章を掲載。該当アカウントについて、「宇都宮市の公式アカウントではございません」として、「当該アカウントに掲載されているキャラクター、イラスト、コンテンツ等全ての情報発信に関しましても本市の協力の事実はございません」との立場を示しました。

 該当アカウントに関しては「イラストを用いて本市のPRにご尽力頂いていることと存じます」としつつも、「当該アカウントからの発信は本市の公式な意思・見解ではないことをご理解いただきますようお願いいたします」と呼びかけました。

 一方で、同キャラクターの企画責任を手がけるという、デザイン事務所「空のカケラ ライブラリ」代表の「るりどん(@soranokakera01)」さんは8月25日、「当該キャラクターを宇都宮市広報広聴課に持ち込んで協力と承諾を得たのは事実です」とXでコメント。今回の投稿をきっかけに宇都宮市広報広聴課から連絡が来て、「承諾の事実はありません」と告げられたとしています。

 るりどんさんはそう告げられた際の心情について、「非常にショックでした。キャラクターの運命もそうですが、私の愛する宇都宮市が、そんな事を言うとは思わなかったからです」と言及。宇都宮市の担当者から「組織人事が大きく変わったので再度確認してみます」と言われたため、「望みを繋ぎたい」との認識を示しています。

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