足元のおしゃれに欠かせないヒールつきのパンプス。高さや形状によって変わるヒールの名前を分かりやすくまとめたイラストがX(Twitter)に投稿され、記事作成時点で5万6000件の“いいね”を集めるなど話題になっています。こんなにいっぱい種類があったのか!
イラストの作者は、靴職人が主人公の漫画『靴の向くまま』を手掛ける漫画家のみやびあきの(@Mi_akino)さんです。みやびさんは、「みんな大好きヒールの形状と名前まとめてみました」というコメントとともに、ヒールの名前と形状をまとめたイラストを投稿しました。
実に20種類以上ものヒールの名前と形状が、イラストと解説つきで分かりやすく紹介されています。
みやびさんによると、ヒールはまず高さによる分類があり、7センチ以上のものを「ハイヒール」、3.5センチ〜6センチのものを「ミドルヒール」、2センチ〜3センチのものを「ローヒール」、1センチ以下のものを「フラットヒール」と呼ぶのだとか。
さらに、ヒールの形状にもさまざまな種類があり、それぞれ名前がついているといいます。有名なものでは、先端が細く針のようになっているヒールを「ピンヒール」と呼びます。
また、ヒールの付け根が太く、中ほどでくびれて、地に向かって広くなる形状のものは「ルイヒール」という名前がついています。18世紀中頃のフランス国王・ルイ15世の時代に流行したことから、この名前がついたそうです。
普段履いている靴のヒールにも名前があることを知れば、より愛着がわきそうですね。また、イラストの中から好みのデザインのヒールを見つけて、名前や由来を知るのも楽しそうです。
投稿には、「すごい! こんなにあるんだ」「一つ一つに名前があるの知らんかった」「勉強になります!」「これを参考に好きな種類を買ってみます!」など、驚きの声が数多く寄せられています。イラストなどの創作はもちろん、実際のお買い物の参考にもなりそうですね。
みやびあきのさんは、この他にもさまざまな情報をX(@Mi_akino)に投稿しています。また、8月23日には書籍『靴の向くまま』2巻が発売されました。
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