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独ルフトハンザ航空のジェンズ・リッターCEOが、客室乗務員として働く1日を過ごし、従業員の仕事の内容をよく理解しようと挑戦しました。働く人のことを考える真しな姿勢に、称賛の声が寄せられています。
リッターCEOがLinkedinに職業体験をしてきたことを報告すると、約8500件の“いいね”が寄せられ話題に。リッターCEOは長年ルフトハンザグループで仕事をしてきたものの、客室乗務員として勤務したことはなかったといいます。キャビンクルーの1日を体験することで、機内でのサービスの質や乗客とのコミュニケーションの大切さ、予期せぬ事態への迅速に対応することの難しさなどを実感したと語っています。
特に印象的だったのは、予定されたメニューカードに載っている料理とは異なる食事が提供された際の対応だったといいます。乗客の個別の要望に応じることや、乗客一人ひとりの雰囲気に気を配りながらサービスを提供することの難しさを学んだと感動を語りました。
コメント欄には、「すべての高い役職を持つ人にはオフィスの外に出て汚れる仕事を体験してみてほしい」と助言する声や、「CEOが時間を割いてこの仕事を直接体験していることは素晴らしいことです」という客室乗務員経験者からの声が寄せられています。
顧客とのコミュニケーションとなるだけでなく、社員との信頼関係を築く機会にもなりそうで、とても良い取り組みかもしれません。
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